2015-01-01から1年間の記事一覧

「不可逆的な解決」慰安婦問題 日韓合意

2015年まさに年の瀬に、このようなニュースが飛び込んできた。確か、かつての日韓首脳会談で「年内に解決を」と声明を発表していたので、年内ギリギリではあるが合意を実現させたことになる。ともかく、日韓両国の長年の最たる外交問題である慰安婦問題…

外国人で賑わうニセコスキー場

北海道のニセコスキー場はパウダースノーが売り物。ニセコアンヌプリ山(1308m)が日本海の壁になりパウダースノーを降らせている。17日から3日間、ニセコで初滑りスキーをしてきたが、雪が例年に比べ半分以下で、あちこちにブッシュが出ていた。3日…

訃報

夫 T男が9月19日に87歳で永眠いたしました 寂しいことですが 天寿を全うし安らかな旅立ちでした 生前に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに みなさまには良い年が訪れますようお祈りいたします T先輩は、私が現役30歳代に公私にわたりお世話に…

読書アラカルト(19の2)「文士の風貌」井伏鱒二著 福武文庫

夏目漱石(1867〜1916.12.9) 雑司ヶ谷墓地の漱石のの墓は、私が上京当時には西側の大きな銀杏の木のそばにあった。高さ一丈ぐらい、六寸角の白木の墓標に「夏目金之助の墓」と書かれていた。そのころ私は雑司ヶ谷墓地を自分の散歩区域に入れて…

読書アラカルト(19の1)「文士の風貌」井伏鱒二著  福武文庫

井伏鱒二は1898年(明治31年)、広島県生まれ。ユーモラスで飄々とした文体で、人間の滑稽さや悲哀を浮き彫りにした作品が多い。「ジョン万次郎漂流記」(1937年)で直木賞、「本日休診」(1950年)ほかで読売文学賞、「黒い雨」(1966年)で野間文芸…

晩秋

温暖化の地球。日本もその影響で秋の紅葉の時期がずれているという。特に、首都圏ではイチョウの黄葉が遅れている。各地で撮った晩秋の風景をご覧いただきたい。 栃木県の日塩(日光〜塩原)もみじライン10/28 。 1010m付近のイロハモミジ。右は、その2日後…

利根川輪行100km!

かねてから親友のOさんと利根川の水源(群馬県奥利根湖付近)から銚子河口(千葉県)まで322kmを「自転車で走ろう!」と計画し、何回かに分けて1回(一日)につき30〜40km走り、いよいよ利根川橋(埼玉県久喜市〜茨城県古河市、日光街道)から銚子河…

なぜ急ぐ「エスカレーター」!

近年、JRはじめ各私鉄等の駅にはエスカレーターが普及して、便利になった。駅によって高速エスカレーターもあり、利便性を高めている。エスカレーターは駅だけでなくデパートやスーパマーケットはもとより、2、3階の建物にはほとんど設置されている。そし…

日塩もみじライン

きのう、穏やかな秋日和に誘われて、「日塩もみじライン」(栃木県)へ妻とドライブした。東北自動車道岩槻ICから宇都宮〜今市を経て一般道へ、2時間半余。平日でもあり、交通渋滞もなく、また、この時期にしては25°と温かく、半袖でオーケーの陽気。 今…

東奔西走

辞書によると「あちこち忙しく駆けまわること」とある。実は、きのうまでの20日間のうち外出が16日。東京へ6日、千葉へ2日、県外1日、残り7日は運動会やその準備、食事会、ゴルフなど。これで「東奔西走」と言えるのか不明であるが、全くの無職で、…

読書アラカルト(18)「知的余生の方法」 渡部昇一著 

著者は、39年前、118万部もの大ベストセラーになった「知的生活の方法」で一世を風靡した。この度は「知的余生の方法」として発表。今は上智大学名誉教授で、もう85歳になる。 内容は「知的欲求」をベースに多岐にわたっているが、「自分の世界の自覚…

秋の句

この夏は猛暑が続いたが、8月下旬から「残暑」という日がほとんどなく9月が終わろうとしている。また、集中豪雨やとてつもない強風の台風が多くなった。これは地球の排気ガス等による温暖化が原因であると言われているが、自然界の本当の夏の暑さはどのくら…

戦地からの「郵便はがき」

父は昭和17年、妻と二人の娘を残して35歳で出征した。ここに戦地から母宛の一通の郵便はがきがある。 皆元気か。◯◯子も△△子も元気で歌を歌ったりよちよちあるいている様がハッキリとわかるような気がして小生を元気づけてくれる。実父の所へは最早行けな…

消光の日々、されど

9月も半ばを過ぎた。例年、残暑が厳しいのに低温の初秋が続いている。ということは、気象が不順であることを物語っている。このところ一日中快晴の日がなく、地域によっては豪雨により大きな被害がでている。 10日からの集中豪雨で、茨城県常総市(もと水…

喜寿祝・同級会〜その後

7月に中学校時代の同級会が郷里であったが、存命62人中、26人が出席(42%)した。この時機(喜寿祝)で、出席者が多いと見るべきか、少ないと見るべきか? それはともかく、今回、幹事会で「欠席者全員にも同級会の様子を知らせよう」ということにな…

教育=教えて、育てる

近年、中・高校生の自殺や事故、事件に遭遇する事案が多くなっている。中でも「いじめを苦にして自殺」という痛ましい事例が後を絶たない。 子どもたちにとって一番楽しく、安心、安全な学校で自殺に追い詰められた本人はもとより、親や家族とっても悔やみ切…

子ネコ騒動!

2週間ほど前、長男夫婦が生後1ヶ月の子ネコを飼うことになり、早速、お盆に我が家へ連れてきて、初対面。とにかく痩せているが小柄でかわいい。名前は「小梅」。直近の計量では230g。しかし、もうすでに、排泄用乾燥剤のあるところでしか排泄はしない…

パッサー型人間がいい!

パッサー型人間とは、「受け取ったボールを必ず次の人へパスする人」のことを言い、「生き方として、パッサー型人間がいい」と評している。思想家、武道家、大学名誉教授の内田樹(たつる)さんが対談本『慨世の遠吠え』(鹿砦社)で語った。 自分が行使でき…

喜寿祝・同級会

7月24、25日、中学校卒業60年、そして、数え歳で「喜寿』になる我が同級生。思えばよくぞここまで生きてきたもんだ!80名の同級生のうち無念にも18名が鬼籍に入っている。開会の前に黙祷を捧げると一人ひとりのなつかしい顔が浮かんできた。今回…

私も一言

集団的自衛権の行使を可能にする新たな安保法案が、きのう衆院で自公等の賛成多数で可決し、参院に送られた。 この法案は、ほとんどの憲法学者、元内閣法制局長官等が「違憲である」と語り、8割以上の国民が政府の「説明不足」を指摘、5割以上の国民が成立…

なでしこJAPAN準優勝!そしてヴァンクーヴァ

2015女子サッカーW杯カナダ大会で、なでしこJAPANはアメリカに2−5で敗れたが堂々の準優勝、おめでとう!そして、お疲れさま。数々の名勝負を展開し、たくさんの感動を提供してくれたのだから、胸を張って帰国してほしい。 サッカーは現地で観戦したこ…

6月、お会いした先輩たち

今月もたくさんの各界の人に会えて元気をいただいた。特に、先輩たちのたくましい「生きざま」に敬意を表しつつ、さらなる長寿を願うのみである。お二人を紹介したい。 およそ40年前、米国の英語研修講座に全国の中・高校から37人の仲間たちが参加した。そ…

ライナー・キュッヒルさん

キュッヒルさんはウイーン・フィルハーモニー管弦楽団のバイオリニストで、なおかつコンサートマスターである。今年64歳、入団44年になる。1973年来、来日し長野オリンピックはじめ数々の大きな演奏会に出演する傍ら、1985年、ウイーン・ヒルの…

森林浴

先月末、妻と2泊3日の温泉と森林浴旅行を楽しむ。行き先は、我が家から車で3時間ほどの川治温泉とすぐ隣りの湯西川温泉(いずれも日光市)。過去、何回か行っているが、時期的に森林浴を期してここに決めた。 東北自動車道・宇都宮から日光道に入ると俄然森…

二つよきことぞ少なし

今月1〜3日の3日間、かつて海外英語研修に参加した仲間7人と東京都内を散策した。この研修は1976年7月から2ヶ月間、主にカナダのUBC(University of British Columbia)で実践的な英語を学習し、その後アメリカへ渡り、Ohio州の中学校で教育実習をするという…

行楽3題

5月のゴールデンウィークは連日五月晴れで行楽地は賑わった。この時期、我が家は例年遠出は避けて、近くでお花見や食事をする程度である。今年はやはり近場で小さな行楽を試みた。 5月4日(月)みどりの日。恒例の第27回春日部大凧マラソンに今年も長男が…

5月スタート

初夏を思わせるような暑い中、5月がスタートした。4月末の祝日「昭和の日」から大型連休になっている企業等もあり、行楽や帰省、海外旅行など開放感ムードが続いている。平和な日本を象徴するかのようだ。 政局は休みはなく、賑やかだ。日米との同盟国関係…

春の利根川

昨日、親友のOさんと利根川の岩本(群馬・沼田市)から群馬大橋(前橋市)まで約30キロをツーリング。快晴で、さわやかな風が心地よかった。Oさんとすでに江戸川(栗橋〜葛西臨海公園河口)を走り終え、今は利根川の栗橋から源流までを目ざしていて、きの…

卒後教育の大切さ

きのう、統一地方選挙の前半戦が投開票された。10道県の知事選では全員現職が勝った。つまり、支持母体よりも『現職」が強かったことを物語っている。そして、当選者の経歴を見ると、東大6人、京大2人、一橋大1人、早大1で、国私立大のトップクラスの…

パラオ慰霊の天皇、皇后両陛下

天皇、皇后両陛下は8日、9日、太平洋戦争の激戦地・パラオ共和国を訪れ、戦没者を慰霊された。日本と米国双方の慰霊碑には生存者や遺族たちが立ち会い、両陛下とともに犠牲者を悼んだ。現地には、元兵士や戦死者の妻、遺児ら約40人が日本から駆けつけた…