2016-01-01から1年間の記事一覧

健康に感謝!

この7月、喜寿を迎えた。高血圧や前立腺炎などで服薬こそしているが概して「健康」であることに感謝したい。いつも気にかけている膝や腰も多少痛みを感じることはあるが、歩行や運動にさほど支障がないので幸運に思う。しかし、男性にとって鬼門ともいうべ…

「みんなが仲良くすることの大切さ」

今年読んだ書籍で一番心に残っているのは「寝ながら学べる構造主義」(内田 樹著 文春新書)である。そもそも私にとって「構造主義」はかなりの難題であるが、著者が凡人の私でも少しは理解できるように解説しているので興味が湧いたように思う。 17世紀か…

人に会うことの大切さ

今年も師走を迎えてもう半月になる。師ではないがあちこち走り回ってたくさんの人々に会う。 2日から4日まで地区の文化祭。生け花、絵画、書道、陶芸、手芸、写真、俳句、短歌など100点余の作品が出品された。この文化祭のために新作を出品されている人…

ネコ・ねこ・猫

[] 昨日から3泊4日の予定で我が家に来ている長男夫婦の子ネコ(名はコウメ)。もう何回も来ているせいかすぐに「我が家」(ホーム)気分であちこち遊びまわっている。我々夫婦とも久しぶりなのにほとんど無警戒の様子。そして、お気に入りのエリアは2階…

後藤純男画伯逝去

日本を代表する日本画家・後藤純男画伯がこよなく愛した北の大地北海道で10月18日逝去された。享年86。この春、2016年3月23日、第72回日本芸術院賞・恩賜賞を受賞された時、「60年以上もお世話になった皆さんへの恩返しになったのではない…

TRUMP旋風

アメリカの次期45代大統領はトランプさんに決まって10日になるが、未だに世界中がトランプさんへの期待感と猜疑心で分断されたままである。選挙前、トランプさんの勝利の確率が20%で、クリントンさんが女性初の大統領になることが確実視されていた。…

紅葉ラッシュ

先日、南会津(福島)・川治温泉(栃木)方面へ紅葉を見に出かけた。時期的に高い山の山頂の紅葉は終わっていて、中腹から下方が見頃であった。 江戸時代、会津西街道の大内宿(寛永20年、1643年頃)。全長450mの往還の両側に建ち並ぶ寄棟造(よりむね…

健康で文化的な生活とは

穏やかな秋日和に誘われて近くのスーパーマーケットへ買い物に出かけた。人出はいつもと変わりはないが、野菜の高騰が相変わらず続いていた。特に高いのは、レタス(税別185円)、白菜1/4(158円)、キュウリ(1本64円)、ネギ(1本91円)など。さらに…

教育と教養に追われる日々

有り難いことであるが、今月も教育(きょう行くところがある)と教養(きょう用がある)に恵まれて、いろんなところへ出かけ、たくさんの人に会っている。その度に、新たな出会いがあり、新たな感激を味わうこともしばしばである。たとえ同じ人と再会しても…

今年もまた高校同期会(首都圏)

先般、上野で恒例の首都圏在住高校同期会があった。ほぼ例年と同じ23名出席したが、無念にも2名が鬼籍に入っていた。幹事は出欠状況について説明したが、少し気になったのは、2割余の同期生から返信がなかったこと。もっとも、うっかり忘れることも、面…

10月の世事

今や世事の本命は「東京都」で、その主役は小池知事。築地から豊洲への市場移転はこの11月に決まっていたが、豊洲市場地下の安全性や入札率が99.70%などに疑義を持った知事が移転に「待った」をかけたのがその始まり。すると、豊洲市場の地下水から基準以…

お彼岸、そして秋色

このところ、台風の襲来や秋雨前線の停滞で雨の日が多く、秋晴れは3日後という。気温も下がり長袖に。今、お彼岸のさなか、暑さもこれまでかな、と思わせる昨今である。昨日、菩提寺の住職が来訪され、お彼岸のお経を頂戴した。住職は20年前に住職だった…

沼田城

先週、たまたま沼田城址を訪れる機会があり、小一時間ほど見学してきた。今、人気のNHK大河ドラマ「真田丸」に沼田城が登場しているので、城址のある沼田公園や周辺が観光スポットになっている。沼田城は、91年にわたり真田家により治められており、初代城主…

小椋佳コンサート

一昨日4年ぶりに小椋佳コンサートへ。「72歳になり、一曲歌うだけでも疲れる」と言いながら、休憩なしで2時間の精力的な演奏会に拍手が鳴り止まなかった。歌と語りと演奏仲間との自作小芝居など贅沢なプログラムで、確かにお疲れの様子だった。しかし、…

8月、スポーツ雑感

暑かった8月もあと3日。九州や中部の岐阜では37℃超えが何日もあり、その九州では大雨による被災もあったばかりである。さらに、立て続けに発生した3つもの台風が日本を襲い、特に、北海道が被災した。きょうは、3つ目の大型台風が関東地方に近づき要警戒…

スーパーマーケットを覗くと・・・

我が家から車で15分範囲内にスーパーマーケットが10店ほどあるが、主に利用しているのは5店。そのうち2店は、常に品物のレイアウトを工夫して購買欲をそそり、コンスタントに利用客を確保している。また、それぞれに何かを「売り」にしている。野菜が…

「病気」共有の高齢者たち!

高齢者が集まると必ず「病気」が話題になる。通院している病院や症状、服薬、さらには医師の評判なども。みんな一つや二つの症状を共有しているので「自分だけでない」という安堵感があって、悲壮感はない。かく言う私はどうなのか。例に漏れず、あちこちの…

平和記念式典 広島

広島は、きょう被爆71年となる「原爆の日」を迎えた。午前8時から平和記念公園で平和記念式典が開かれ、被爆者や来賓約5万人が参列した。1発の原爆で死没者の総数は30万3195人に達している。原爆投下時刻の8時15分に、「平和の鐘」を鳴らし、…

新人先生の担任 急増

全国の小中学校で、退職する教員数が2年後にピークを迎える。もうすでに中学校では新人の先生の担任が急増し6割を超えている(2014年)という。経験の浅い教員に対して「大丈夫かな?」と心配する向きがある。 子どもの側からすると、若い先生「大歓迎…

寛容

私はこの言葉が好きで、若い頃から「座右の銘」にしている。自分自身、「寛容」を受容し自分のものとして取り込んでいるからではなく、未だに全く受容していないことから人生の「達成目標」として、座右の銘にしている。ちなみに、寛容とは「(失敗などをと…

大々先輩に励まされて・・・

先般、故郷の大々先輩から熱いお手紙を落掌、恐縮するばかりであった。 小生、妻ともに83歳、ずいぶんと歳をとり、無計画でその日暮らしの現実です。幸い、健康には恵まれていますので助かっています。月に数回のゴルフを一球ごとに反省を口にして後悔した…

読書アラカルト(22)「寝ながら学べる構造主義」内田 樹(たつる)著 

著者は東大仏文科卒。神戸女学院大学教授、学長を歴任して退職。現在は同大学名誉教授。専門はフランス現代思想。武道家でもある。著書も多く、小林秀雄賞を受賞している。新聞にも辛口の批評などがよく載るが、全て「目からウロコ」である。この著書は、新…

7月、世辞を問う

今年も半分過ぎて、きょうから7月。九州は連日のように雨が続き土砂崩れや河川が増水し、不安な日々を送っている。大きな地震の後だけに本当にお気の毒である。首都圏はどうか、大きな地震も大雨もなくありがたいが、首都圏の水瓶がかなり少なく飲料水の心…

51.9%❎48.1%(72.1%)の凄まじさ!

EU離脱❎残留(投票率)。この数字は、英国民の凄まじく逞ましい選択を物語っている。世界中の大半が「残留」を見込んでいたので、「驚き」と「落胆」が世界を駆け巡った。そして、世界中の経済や金融は大混乱している。それもはるかに予想以上である。英国民…

進化し続けるイチロー

MLBマイアミマーリンズで活躍するイチローは、先般日米通算4257安打(日1278、米2979))を放ち、歴代1位ピート・ローズの4256安打を抜いて話題になった。すごい記録であるが、ご本人は「日米合算なのでピート・ローズと対等の評価はされない」と冷静だ。そ…

胃カメラ検診

一昨日、3年ぶりに胃カメラによる検診を受けた。特に、症状があって受診したわけではなく「定期検診」のつもりで。胃カメラによる検診は4、5分で終わり、その場で医師が胃の中の画面を見ながら所見を述べた。「胃炎の跡がありますね。また、ところどころ…

子どもの問題は親の問題!

北海道七飯町の山林で両親に置き去りにされ行方不明になっていた小学2年、田野岡大和くん(7)がきょう、6日ぶりに保護され、無事だった。行方不明になった場所から約5Km先の自衛隊宿泊施設にいるところを自衛隊員によって発見された。家族で遊びに来て…

読書アラカルト(21)「阪急電車」 有川浩著 幻冬舎文庫 

平成22年8月初版、27年11月44版発行、映画化もされているベストセラー。書店で「売れている本」ということで購入する。確かに読み出したら止まらないほどおもしろく、小説制作にあたって、著者の着想や観察力、心の機微の捉え方などすべてが鋭く素晴らし…

新緑を求めて・・・

14日(土)、友人の県知事賞受賞祝賀会に出席するため、新潟県南魚沼市の六日町へ。新幹線越後湯沢駅で迎えのバスに乗り会場へ向う。土曜日なので、さぞかし新緑を求めて観光客が多いものと思い駅に降り立ったが、ほとんど見当たらず閑散としていた。お店…

続 護憲、70年の尊さ

昨日(5月12日)の朝日新聞朝刊に、「英文で読む日本国憲法」という記事があった。日本国憲法には、日本語の「正文」のほかに「英文版」がある。海外では英文版が読まれている。翻訳家で東大特任教授の柴田元幸さんにその英文版を読んでもらった。柴田さ…