10月の交友録

 10月はお陰さまでたくさんの人々に会い、交友を深めることができた。
*9日(日)地元中学校校庭 区民運動会。 
 5つの町内からなる運動会。玉入れやパン食い競争、宝探しなど昔ながらのプログラムに和気あいあい。その他に得点対抗競技があり、応援もフィバー。それぞれの町内が結束していて「絆」が深まる。我が町内、準優勝。(16日 祝勝会 40人出席)
*11日(火)東京・青山  
 アウトドアーグループのOさんたちと会う。私のためにツーリング用自転車を見てまわる。いずれ、ロードかクロス自転車を購入するつもり。新たな仲間との出会い。
*12日(水)東京・八重洲口ホテル 首都圏在住高校同期会。  
 出席者は例年より少ない20人。それでも、故郷(岩手・一関)から2人が上京し、出席してくれて盛り上がる。開会前にこの一年間で鬼籍に入った5人の同期生に黙祷。毎年、この瞬間が辛い。「同期会はバトルだなぁ」と誰かがつぶやく。話題の中心は震災と平泉世界遺産登録。
*15日(土)東京・木場 江東区民まつり。 
 物産展部門に故郷からも参加しており、激励に行く。大震災被災地ということもあり例年より賑わっていた。りんご、洋なし、古代米などがよく売れた。「皆さんのあったかさが伝わてきます」と責任者。
*20日(木)群馬・板倉町 OB会ゴルフ。 
 しばらくぶりに参加したSさんが優勝。1年前、健康診断でほとんどの検査項目が要注意と診断され、その治療に専念。一時は「死」が頭をよぎったという。やっと、医師にゴルフもオーケーのお墨付けをもらい参加。Sさんは、以前から「要注意」が出ていたが無視していた、と告白。24名参加。
*21日(金)埼玉・A町 元町長お別れの会(町民葬)。 
 4期16年、町長を務めたB氏が6月逝去。84歳。人口倍増の大開発により町が一新。住宅街の中に、音響効果抜群の音楽堂を公民館に併設。当時は「無駄遣い]とそしられたが、次第に町内外から認められるようになり、今では「音楽による街づくり」の拠点となり、A元町長の先見性が高く評価されている。
*22〜23日(土・日)帰省(岩手) ゴルフ交流会。  
 毎年行われている故郷の人たちと首都圏ふるさと会のゴルフを通しての交流会。故郷は内陸部で地震被害は少ない方で、また、津波被害もなかったものの、精神的衝撃は未だに消えておらず、どう接するべきか思案していたが、故郷の皆さんは明るく、たくましく、とても親切で、救われる。「外へ出て、みんなと会うことが元気の元になります」とみんなが連帯感の必要性を強調。39名参加。
*28日(金) 退職会研修旅行。
 行き先は、二宮尊徳資料館並びに陣屋跡(栃木・真岡市)、益子焼(栃木・益子町)、笠間稲荷神社(茨城・笠間市)。いずれもよく知られていて、何回か訪ねているところであるが、これも退職会員の親睦を深める事業の一つ。きょうは温かく雲一つない秋晴れで、快適なバス旅行となった。32名参加。 

 いろいろな会やゴルフなどを通して、たくさんの人々に接し、いつも身近に仲間がいることのありがたさを痛感した。また、久しぶりに旧交を温めることもできて、交友の幅が広まり、深まったように思う。かくして、交友・邂逅を求めて東奔西走の10月が終わろうとしている。