春爛漫のいい季節に

 梅雨を前にして、今は春爛漫のいい季節である。拙宅の狭い庭の草花も「吾こそは・・・」と花を競っている。

ノースポールは種子が飛んであちこちに芽を出したものを集め、植え替えた。となりは子どもたちが母の日に贈ってくれたカーネーション。右は、ヴィオラ

オリヅルランとパンジー(左)。オリヅルランは根株を分けてふやしている。パンジーヴィオラとよく似ているものもあり見まちがう。右は、キンギョソウ。確かに花の形がキンギョの口や尾びれににている。

ミニハボタンとキンセンカ。原産地はともにヨーロッパ。右は、フウチソウ。微風でも感知することから「風知草」なのかな。

ベコニアとナデシコナデシコは昨秋、あの「なでしこジャパン」世界一にちなんで花屋さんで購入。冬を越してきれいに咲き誇っている。さすが「なでしこ」。右は、原産地が南米のペチュニア

咲き始めたサツキとほんのり色づき始めたアジサイアジサイは古そうな枝を切り落としたところ新しい枝がどんどん出てきて花芽もたくさんついた。

 ヴィオラやパンジーは開花期が6月ごろまでだが、苗は10月ごろ植えたのでそろそろ終りに近い。他の苗も販売を競うあまり早出しをする傾向にあり自然開花期がずれ込んでいるようだ。花も大変だ。これからは、鉢いっぱいに咲くサフィニアやロベリアなどが楽しみだ。ありふれた花ばかりの拙宅。もう少し種類を増やしたいものだ。
 花はなぜ美しい ひとすじに咲いているから  八木重吉