上野の森、寸描

 きのう、所用で上京し、帰りがけにちょっと上野公園を覗いてきた。気温は25°くらいで、秋らしい一日。
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上野駅公園口。上野公園ヘ向かう人、帰ってくる人で一日中乗降客が絶えない。その数、約60万人、駅ランキング15位。
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 長い行列・・・近づいて見ると、上野の森美術館で開催中の「ツタンカーメン展」の参観者だ。なんと3300年も前、古代エジプトツタンカーメン王墓から見つかった副葬品約50点など122点の秘宝を展示。ちなみに、入場料金は大人2700円(土日祝、3000円)。来年の1月20日まで。
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 寝転んでいる人やミニパーティのグループ。やっと訪れた初秋に安堵して語らう人々。
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 公園内には神社もあり、お参りする子ども連れの家族。昔ながらの大道芸に歓声を上げながら見入る人集りの光景もなつかしい。
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 最後は「西郷どん」(西郷殿の鹿児島弁)の登場。朝敵と言われながらも幕末から維新にかけて国政を担い武士・軍人・政治家としての才能を発揮した西郷隆盛(1828〜1877)を顕彰すべく建立された銅像高村光雲作(1898年)。
 100有余年、上野の森で変遷を遂げる日本を見下ろす「西郷どん」。我が国の現状をどう思い、どうすべきか聞いてみたいものだ。