銀座のイルミネーション

 早いなぁ〜、もう師走だ。今年は特にそう感じる。もっとゆっくり時を刻んでほしいのに・・・。と思いながらも、師走の銀座はどうなっているのか、おととい出かけてみた。
 銀座は1869年(明治2年)5月に、銀座1丁目〜4丁目として誕生し、戦災や火事などの惨事を経て、今は区画整理をして銀座1〜8丁目となっている。今回は、その中でも、日本最大の繁華街であり、日本一地価の高い銀座4丁目に。
 
 旧服部時計店1881年服部金太郎が創業。1932年(昭和7年)に建てなおし戦災を免れ現在に至る。正時に時刻の数だけ鐘がなる。今は、銀座和光。右は、銀座三越三越も歴史があり、創業は1673年(延宝元年)呉服商越後屋が元祖。1928年三越に改称。この2つのビルが銀座4丁目のシンボル。信号待ちしながらカメラを向ける人が大勢いる。            
 
 ベルギーワッフルの銀座マネケン店。いつも行列ができる人気。私も並んでプレーン(126円)とメープル(147円)の2つを買う。右はキムラヤのパンで有名な木村家。食パン、調理パンともに種類が多い。ワッフルもパンも美味しさ抜群。

 
 ミニランドマークの三愛ドリームセンターと花屋さん。化粧箱のシクラメンが3500円。 
 
 4丁目界隈には6つのデパートや和光、グッチ、セイコー、山野楽器、日産、サッポロビールなどの名店や企業が集まっている。ファッション文化も常に最先端。店を覗くと今の流行が分かる。この日の夕刻も人出は多かったが財布の紐は・・・・。
 銀座と言っても裏通りに行くと、居酒屋や焼鳥、ラーメンなどの店があり勤め帰りのサラリーマンで賑わう。決して値段が高いというわけでもない。もともと銀座は下町なので、いわゆる煉瓦街だけが銀座のすべてではない。住人も3496人(平成22年7月)いる。
 
 クリスマスも近いのでその飾り付けを見たかったが、3丁目の松屋デパート通りと4丁目のミキモトだけ。
 
 確かに、華やかなイルミネーションとは裏腹に庶民の購買力は弱そうだ。出かけてもワッフルやパンのみ。交通費の方がかかった。日中の人口が1.5倍の1500万人になる巨大都市・東京。そんな東京では都知事選中。都民は何をしてくれる候補者を選ぶのか。