師走雑感(その2)

 今年もあと1日に。年金生活者なのに、多忙の1年だった。さて、ここで私の '12マニフェストを検証してみることにしよう。
 マニフェスト第1は、「心身ともに健康」であった。おおむね健康を維持できたように思うが、かなり肉体的に無理をしていたからあとでそのツケが来ないかと不安だ。スキーから帰った翌日にゴルフとか、宴会が連続したり、1日3箇所に顔をだすなど、日程調整が全くできていなかった。ということは精神的にもよくなかった。自己評価、60点。
 第2は、「多くの人との交友を深める」であった。これも予想以上にたくさんの人に会えて、充実感があったと思う。特に、4月から町会の役員を仰せつかって、役員会やたくさんの行事に参加するようになり新たな人たちと出逢うことになった。いわゆる地元の人たちばかりなので、有り難いお付き合いをさせてもらっている。全体的にはやはり時間的余裕がない中での交友であったことを反省し、自己評価は、75点。
 第3は、「老化防止のために知的刺激を」であった。単純に、読書量に期待していたが冊数的に少なかった。努力不足を自戒。ここ2,3ヶ月に読んだのは「読書の技法」(佐藤 優著)と「日本の文脈」(内田 樹・中沢新一共著)の2冊。少しがんばれたのはこの「ブログ」。月3〜5回、主に出かけた時に見た風景(写真)やその地方の歴史などを取り上げた。もう少し増やせたらもっと知的刺激になろうかと思う。自己評価、40点。
 大きな反省は、時間的余裕がなかったこと。従って、一つ一つの内容が軽薄になりがちだった。来年も同じマニフェストで臨むつもりだが日程調整が課題であることが明白に。最終的には第1の「心身の健康」に全てが絡んでいくようにしたいので、ある程度3つのバランスが必要だ。
 ところで、中高年者が顔を合わせると決まって話題に挙がるのが「健康」。とあるとき、ある先輩が「一十百千万の健康法」なるものを紹介し、ご自身実行しているという。
 一は、1日1回鏡で自分の顔を見る。十は、1日10回笑う。百は、1日100回深呼吸をする。千は、1日1000字書く。万は、1日10000歩歩く。
 これをすべて毎日実行できたら確かに健康は保証されそうだ。私は全てはむりなので、せめて1つか2つはやっていきたい。そんな思いでこの1年を終えることにしよう。
 最後に、日頃よりこの拙い「消光の日々、されど」を覗いてくださっている皆様に謝意を表し、皆様にとって新年が最良となるようお祈り申し上げます。

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