2014年始まる

 2014年(平成26年)元旦は快晴で、気温も例年より暖かかった。10時から神明神社の「元旦祭」に出席。宮司さんが地域の平穏安泰、五穀豊穣、厄病追儺を祈願し、お神酒をいただく。境内には2対ののぼり旗があるが、なんと明治29年に奉納されたもので、生地がぼろぼろに劣化し、新調することになった。ただし、文字は完全に複製されることになっている。

 3日、箱根駅伝復路の応援に、息子夫婦と品川の泉岳寺前へ。ここはゴールまで約7キロ付近。すぐ目の前で応援できるし、母校の応援拠点でもある。東洋大が圧倒的な強さで1位通過、5分ほどして2位駒大、さらに6分後早大日体大が並走で3、4位争い。そして4分後に5位明大、30m差でわが母校。ゴールでは5位母校、6位明大に。息子夫婦の母校はシード権を取れなかった。90回大会とは言え沿道の観衆は途切れることなく、大変な人気である。電子時代にあって、たすき渡しという人力だけのリレーゆえに感興を呼ぶのだと思う。 

 今年も駅伝前に赤穂浪士四十七義士が眠る泉岳寺へ。ここも線香が絶えないという。切腹時、年齢は大石内蔵助は45歳だが、堀部安兵衛ら30代が多く、18歳から83歳に及んでいる。どんな思いで自ら命を断ったのか。外国人も線香片手にお参りしているが「ハラキリ」は理解できないのではないか。
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 帰路、お台場に立ち寄った。都心部からのアクセスがよく、またお正月とあってすごい人出に驚く。若者の街の感じだが、0m対策を講じていずれまた出かけてみたい。

 果たして、どんな一年になるのか。人頼みではなく自分で設計し、365日を刻んで行くことにしよう。元旦祭、駅伝、泉岳寺、お台場を巡っての感慨である。

*四季の異称 「冬」 元冬 貞冬 信冬 玄冬 上冬 盛冬 隆冬 三冬 九冬 厳冬