志賀高原スキー

 いつもの仲間と志賀高原でスキーを楽しんできた。3日間のうち、初日は曇り、2日目は雪、最終日は快晴だった。それでも、中央(一ノ瀬、高天ヶ原、発哺、蓮池など)、焼額山(やきびたいやま)・奥志賀、そして、横手山渋峠の3つのスキーエリアに脚を伸ばして滑った。このスキー場には79本のコースがあり国内屈指の広さを誇る。初心者から上級者まで十分楽しめるのでスキーヤーの人気は高い。
[:W280] [:W280]
焼額山から横手山ゆきのバスを待つ。右は手造りパンやボルシチュウなどで人気の横手山山頂ヒュッテ。
 残念ながら横手山(2,307m)から見えるはずの富士山や日本海は雪とガスのため望めなかったが、山頂から第1リフト乗り場までの長距離滑走は醍醐味があった。
[:W280] [:W280]
焼額山(2009m)スキー場の頂上     北アルプス妙高山がはるか彼方に見える
 仲間たちは、いつでも、どこでも隊列を組んで滑る。リーダーのSさんがコースや斜度に配慮しながら先頭を滑っているので、転倒や事故、迷子などはほとんどなく安全第一のスキーに徹している。急斜面はじめほとんどのコースを全員が滑れる所以である。それにしても1〜2kmノンストップもできるタフな仲間たちである。年齢不詳だが皆孫たちがいることは確かである。

高級リゾートホテルがいくつもある奥志賀スキー場。私(左端)は最高齢だがいつもいたわってもらっている。  
 ところで、先月、私はスキー指導員検定に挑戦したところ、お陰さまで合格。昨年9月に受検を決断して、理論と実践の研修を経て検定会に臨んだのであるが、最大の障壁は「高齢」だった。準指導員資格取得以来、実に35年経っている。検定は全国5会場で同日程で行われたが私は最高齢だったかも?
 今回のスキーで皆に「合格」の報告をすると指導員大先輩のSさんはじめ仲間たちが大変喜んでくれた。「そういえば、滑りが変わった」とある仲間。しかし、まだまだとてもSさんには足元にも及ばないので、少しでも近づけるよう精進あるのみである。今次志賀でのスキーは指導員としてはじめてだったので、格別だった。