5月の花


(左)ガザニア キク科[別名]クンショウギク 晴れた朝に花が開き夕方に閉じる。日中でも薄暗いと半開きのまま。花色は鮮やかである。よく調べたらつぼみが11個ある。楽しみだ。原産地は南アフリカ。我が家では初登場。(右)バーベナ クマツヅラ科{[別名]ビジョザクラ・宿根バーベナ 花色が多く、葉形も変化に富んでいて、まさに「美女」の如し。暑さに強く真夏も咲くというので期待している。原産地は南米。 

(左)マーガレット キク科[別名]モクシュンギク 小輪で多花性の八重咲き。ピンク、オレンジ、黄色などがある。葉は春菊に似ている。原産地はカナリア諸島。(右)ペチュニア ナス科[別名]ツクバネアサガオ 確かにアサガオのようなラッパ形の花がこんもりと咲く。我が家の夏の花の主役である。原産地は南米。

(左)キンセンカ キク科[別名]カレンデュラ・ポットマリーゴールド 花が夜になると閉じる一日花。ヨーロッパでは薬用植物や着色料として利用された。原産地はヨーロッパ南部。(右)ニチニチソウ キョウチクトウ科 [別名]ビンカ 花の寿命は短いが、つぎつぎと途切れずに咲くので頼もしい。よって花の名前も「日々草」。我が家では赤と白を一株づつ。原産地はマダガスカル

(左)ゼラニウム フウロソウ科 [別名] テンジクアオイ 四季咲きのゾーナルゼラニウム。冬を越してきょう、一輪咲いた。水やりは控えめで休眠状態に近づけるのがコツ、という。原産地は南アフリカ。他にアイビーゼラニウムもあるが花はなかなか咲いてくれない。(右)マリーゴールド キク科[別名]クジャクソウ・センジュギク・マンジュギク フレンチ種とアフリカン種があるがこれはアフリカン種。マリーゴールドは我が家とは相性が悪く毎年枯らしているので、今年はこの鉢のみ。どうか長く咲き誇ってほしい。原産地はメキシコ、グァテマラ。

 いよいよ5月。きょうは首都圏では25°にもなり、半袖で過ごす。農家では田植えの準備にとりかかっている。5月は別称「皐月」。「さつき」の「さ」は古語では「耕作」を意味するというから、昔もこの時期に田植えなどの農作業が始まったことが窺える。花もきれいな時期。我が家のありふれた花でその一端を味わっていただければ幸いである。参考書名「花の名前事典」永岡書店。