利根川ツーリング

 先般、Oさんと利根川の群馬大橋〜刀水橋(とうすいばし)間約40kmのツーリングを楽しんだ。断続的ではあるが二人で利根川を北上中である。今回はこの区間を風向きを考慮して群馬大橋から南下することにした。あいにくこの時期は南風に変わっていて「向い風」走行に。平均時速15kmと確かに脚力を要したが五月の風ゆえに爽やかだった。

JR新前橋駅からスタートし群馬大橋へ。  群馬大橋より1kmほど南下した辺りの利根川
 この日の利根川は、2、3日まえの五月雨を集めて水量が多く、流れが急だった。しかし、水は青々していた。また、利根川に架かるいくつもの橋はそれぞれ歴史、シンボルがあって目を楽しませてくれる。

前橋市高崎市を結ぶ 昭和大橋      本庄市〜伊勢崎市を結ぶ坂東大橋
 坂東大橋は1931年に開通した旧橋に代わって2004年に開通。長さ936m,幅員20.5mの4車線。シンボルは「飛び立つ白鳥」。

利根川沿岸にある上武大学野球場。元気な掛け声が響きわたっていた。右は、深谷市大田市を結ぶ新上武大橋。1992年開通 長さ944m、幅員11.5m。日本橋までちょうど80km地点、利根川河口まで171km。上流に上武大橋があり「新上武大橋」と命名

ところどころに自転車道路利用者のために利根川の案内図があり、心強い。そして、ご覧のとおり自転車道はよく整備されているので、安心して変わりゆく景色を満喫できる。

この日の終点、熊谷市太田市を結ぶ刀水橋。長さ809.6m、幅員15m。1971年開通、旧橋から4代目。右は自転車、歩行者用の側道橋。「刀水」は利根川の異称であるという。右は、刀水橋から見た下流利根川。悠然としている。
 刀水橋から東武西小泉駅へ向かい、そこで自転車をたたみ電車で帰宅。次回は、群馬大橋からさらに北上する予定である。