2014〜この1年

 今年もあと1日。心の整理もつかないまま終えようとしている。この1年、心に残った出来事をいくつかpick-upして見ることに・・・。
 1月、ウィーンリングスによる「ニュ−イヤーコンサート」(田園ホール・エローラ)。ウィーンリングスはウィーンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、ライナー・キュッヒルさんが率いる9人から成り、ウイーンの音楽を演奏するために結成された。ウイーンでのニューイヤーコンサートを終えたばかりのメンバーが新年早々来日し、首都圏、関西で演奏をしている。曲目は大半が J・シュトラウスの作品。あのウイーンの風景を彷彿させてくれる。アンコールは、ニューイヤーコンサートでも大トリを飾る定番の行進曲・ラデツキー行進曲。もちろん、J・シュトラウスの作品。居ながらにして、ウィーンフィルを鑑賞した気分で最高。
 2月、このブログでも取り上げた「スキー指導員検定に合格」(新潟・五日町会場)。受検を決意してからほぼ半年。学科の勉強と実践の練習で心身ともにクタクタに。それでも、意地を発揮してやり通した感じ。全国でも最高齢合格?かな。たくさんの人に応援・支援して頂いたことに深謝。
 3月、首都圏の中学時代の同級生と「お花見」(上野公園・外堀公園・靖国神社)。故郷の岩手や仙台在住の同級生も含め16人参加。お花見よりも「おしゃべり」を楽しんでいた。語り尽くせないほどたくさんの思い出があり、中には「時効」により、初耳の話も。ところが、仙台からきてくれたK子さんがこの11月、亡くなった。長くガンの治療中だったが、同級会には皆勤だった。まさか「お花見」が最期になるとは・・・・。明るく、笑顔でみんなと語り合っていた姿が忘れ難い。同級生の死は殊更に心が痛む。
 6月、38年前、米国における英語研修の仲間による「懇親旅行」(新潟・親不知子不知ほか)。カナダ、アメリカで2ヶ月過ごした38人の仲間。帰国後、毎年懇親旅行を企画して何回か国内旅行をしている。仲間たちはお互いに高齢化し、参加者も数人に。年齡も、出身地も異なるものの2ヶ月の海外の旅は殊の他衝撃的だったので、話題は尽きない。3年後までの懇親旅行計画を確認して解散。
 12月、「母逝去」。高齢とはいえ、食事もしていてまだまだ元気そうだったので、少なくともこの冬を越して春を迎えるものと思っていた。医師によると直接死因は「老衰」ということだった。そして、「天寿を全うされましたね」と・・・。初冬の穏やかに晴れた日に葬送。この1年の一大事であった。
 自分自身、いつも気にかけているのは健康のこと。高脂血症や高血圧のため毎月一回通院しチェックしているものの、時には心身ともに酷使していることもあり、「大丈夫かな」と。食事にしても時間の使い方にせよバランスが大事ではないかと思い、幅広い食事と睡眠を大事にしている。来るべき年も健康で過ごせるよう願いたい。
 この拙いブログを覗いてくださっている方に心から感謝申し上げ、今年のブログを終えることにする。