利根川輪行100km!

 かねてから親友のOさんと利根川の水源(群馬県奥利根湖付近)から銚子河口(千葉県)まで322kmを「自転車で走ろう!」と計画し、何回かに分けて1回(一日)につき30〜40km走り、いよいよ利根川橋(埼玉県久喜市茨城県古河市日光街道)から銚子河口まで残り130kmになった。今回は16、17日(一泊)両日で、利根川橋から水郷橋(茨城県稲敷市〜千葉県香取市)まで90kmを走破。河口まで40kmとなった。

利根川橋から芽吹橋までのサイクリングコース案内。一日目は11時45分、茨城県側の古河(こが)坂東自転車道をスタート。

利根川超えに見えるのは関宿城野田市)。旧関宿町は江戸川と利根川の分流点に当たり、江戸時代から明治中期まで利根川の水運の河港として大いに繁栄した城下町。海から100km地点に到着(野田市)。古河から30km走っているが相当に疲労困憊の二人。ここから一日目のゴールまで約15km。宿泊地取手市に入り5km余、とうとう暗くなり、足元が危なかった。しかし、無事にホテル着。

2日目、晴れ、やや高温。85km地点の大利根橋(茨城県取手市〜千葉県我孫子市水戸街道)の千葉県側を9時20分スタート。サイクリングロードは所によって様々で、この辺りは枯れかけた雑草に覆われていた。後方は昨晩宿泊した取手市市街地。右は、76km地点で国道4号線の栄橋。後方は茨城県利根町役場。利根川の川幅も次第に広くなっている。
サイクリングロードはサイクリング者だけのものではない。たくさんの人々に出会う。健康増進のために歩いている人、走っている人、杖をついてリハビリしている人、夫婦で会話を交している人、犬の散歩をしている人、遠くを見つめ夢想に耽っている人など・・・。

間もなく海から50kmの長豊橋。国道408号線で、茨城県河内町と千葉県成田市を結ぶ。この辺りで昼食。コンビニで買ってきたお弁当やおにぎりとカップ麺(Oさんがお湯を持参)。途中、利根川に船を見かけたが川砂採集船だった。また、瓦礫を砕いて小さな砂利状にする工場もあった。所々でトランペットや笛の音が聞こえてきた。誰かが練習をしている様子。ギターを抱えている人も見かけた。
1時26分、2日目の終点、水郷橋(稲敷市香取市)に到達。河口までピッタリ40km地点。この日は46km(自転車のメーター)走っているが、追い風と晴天に恵まれて昨日よりは効率よく、達成感があった。しかし、疲れたことも事実。
河川には500m刻みで海からの距離が表示されてる。しかし、昨日は、サイクリングロードが2ヶ所未完成で、一般道路を迂回したり、その時、道に迷ったりして10km近く多く走っている。自転車のメーターでは2日間で約100kmになった。
 2時53分、JR佐原駅から成田駅へ。Oさんは京成成田駅から都内へ。私はJR我孫子経由で5時20分、帰宅。次回は、12月中旬、水郷大橋から銚子河口まで走る予定。