我が家のLED文明開化

 LED照明が世に出回ってからずいぶん日が経っているが、我が家では、昨年秋、洋間などをリフォームした際に長年使ってきた蛍光灯をLED照明器具に付け替えた。リモコン操作により何段階にも切り替えられるので使い勝手がいい上に、照明は日常的に以前より明るくなった。
 つい最近、玄関の外灯や和室の照明が故障し始めたので、これらも将来のことを考えて思い切ってLED照明に切り替えることに。近くの大手電機店に行き、和室2灯、外灯2灯、洋間1灯、その他白熱球4ヶ所分のLED照明器具を購入したが、1灯のみ代わりのLEDが見つからず探している。
 洋間は、長い蛍光灯を使用していたが、全く同じようなLED蛍光灯があり、工事をせずにグローと一緒に簡単に付け替えた。ちなみに、価格は3,480円で、従来の蛍光灯に比べると高価である。この製品は大手電気店が開発したもので、寿命40,000時間、消費電力18.0w, 40w形相当と、他の大手電機メーカー製品と比べても機能はさほど違わないうえ安価である。電球も自社製品があり1,000円以下で購入。
 おかげで、あちこちの照明が明るくなり、我が家では「照明文明開化」に浴している。いずれ、白熱球や蛍光灯の製造はしなくなるというので、思い切った次第。
 資料によると、LED(Light Emitting Diode)は、1962年ニック・ホロ二アックにより赤色、1972年ジョージ・クラフォードにより黄色が発明され、1990年代から研究をすすめてきた日本の中村修二、赤崎勇、天野浩各氏が高輝度青色発光ダイオードを発明・開発した。青色・赤色・緑色(光の3原色)の発光ダイオードを用いることであらゆる色(フルカラー)の表現が可能になったことからも、日本の3氏による「青色」の発明は画期的だったといえる。ご存知の通り、3氏は2014年ノーベル物理学賞を受賞した。
 LED照明は、電球と違い、フィラメントを使わないため軽量で、衝撃に強く、長寿命である。さらに、故障の発生する頻度も低いという。また、構造が簡単なため大量生産が可能であり、白熱灯に比べ87%、蛍光灯で30%の消費電力を削減できることから、LED 照明の消費が進むといずれ安価になる、と業界では目論んでいる。
 LEDは「半導体素子」であるというが、それがどのようなもので、どのようにして実用化されたのか、というメカニズムは、いくら解説を読んでも私には全く分からない。よって、前述の長寿命、少電力、大量生産のわけも不明のままである。とは言え、交通信号や街灯、公園の照明等にLEDが普及していることだけは見届けながら、発明者の偉業を称えていきたい。