胃カメラ検診

 一昨日、3年ぶりに胃カメラによる検診を受けた。特に、症状があって受診したわけではなく「定期検診」のつもりで。胃カメラによる検診は4、5分で終わり、その場で医師が胃の中の画面を見ながら所見を述べた。「胃炎の跡がありますね。また、ところどころ赤くなっているが、これはピロル菌が関係していないか細胞を取って生体検査をします。2週間後に再院してください」。3年前も同じような所見で、生検の結果は「異状なし」だったが。
 年間を通して、出かける日数が比較的多く、その時は外食になる。数人で食べる場合、ついついたくさん飲食するので翌朝まで消化し切れないことがある。また、外食の場合、天ぷら、唐揚げ、カツなど揚げ物が多く、胃に負担をかけている。その上、アルコールも加わるのでなおさらである。とにかく、毎日、口にするものは全て胃のお世話になっており健康上、最も気にかけている。
 2014年のがん死亡率は、男①肺(52%)②胃(31%)③大腸(25%)④肝臓(19%)⑤膵臓(16%)となっている。ちなみに、女性の場合は、①大腸 ②肺 ③胃 ④肝臓 ⑤乳房の順で、男女ワースト3は肺、大腸、胃の部位になっている。
このデータからも胃を始め大腸、肺は大事にしながらも定期的に検診を受けた方がいいということになる。ある医師の調査によると、病気の原因のうち68%が食事に関係しているというから、バランスのとれた食事、中でも塩分対策を心がけることであろうと思う。
 さらに、適度な運動が必要であると言われているが、私は怠け者で、毎日きちんと運動をしていないので、血圧、コレステロールなどの数値が高く薬に頼っている有様。近年は前立腺肥大でやはり服薬しているが、幸い手術の必要もなく、排尿なども順調である。このように、薬に頼る生活をしていて褒められたものではない。
 間もなく喜寿。ここまで比較的健康だったので、スキーや自転車、ゴルフなどを楽しんでいる。食事も好き嫌いがなく何でも食べられるので幸いである。また、いつでも、どこでも長時間睡眠が取れるのも健康に寄与しているように思う。あとは、適度な食事と運動をどうするかが何とも気の重い課題である。


我が家の庭の花たち。朝、起きて眺めるのが楽しみ。この4月のスキー(白馬八方にて)より