「病気」共有の高齢者たち!

 高齢者が集まると必ず「病気」が話題になる。通院している病院や症状、服薬、さらには医師の評判なども。みんな一つや二つの症状を共有しているので「自分だけでない」という安堵感があって、悲壮感はない。かく言う私はどうなのか。例に漏れず、あちこちの病院でお世話になっている。
 A病院には前立腺肥大症で35週ごとに通院して3年目になる。前回は血液検査、今回はエコー検査を受診。気になる前立腺ガンの数値は非常に低く「心配ない」ことと、前立腺肥大は抑えられていて「心配ない」ことがわかった。あとは,二錠の錠剤を飲んで現状を維持していけば良いとのことである。残尿感や頻尿もないのでありがたい。K医師は、よく症状を聞き出してくれるので安心感がある。
 B病院には胃カメラ検査を2〜3年に一回受診している。この7月、3年ぶりに受診。鼻腔からカメラを入れて3分くらいで終了。すぐに画像を見ながら医師は、「全体的には異常は見られないがところどころにピロリ菌が隠れている疑いがあるので、服薬して退治しましょう。少なくとも75%は減少する」という所見。服薬して1ヶ月後検便により検査が終わる。結果は今月中旬にわかる。毎日お世話になっている胃袋なので大事にしていきたい。長男と同級生で、地元の医師として親しみがある。
 C病院はいわばかかりつけで、30年以上になる。ここでは毎月、血圧症、高脂血症コレステロールなどを診てもらっている。7月の検診では、身長168.5cm、体重67.2kg、 BMI23.7、血圧125〜88、中性脂肪120<基準値149以下>、HDLコレステロール82<40以上>、LDLコレステロール95<119以下>。脂質関係はうまくコントロールされているが、血圧の下はいつも高い。両親は高血圧だったのでしっかりと?受け継いでいる。N医師は細かいことも相談できるのでありがたい。
 この冬、スキーを頑張りすぎてか、股関節や膝の痛み続いていたがこのところ和らいでいる。あと何年かはスキーを続けたいのでオフシーズンは少しでもトレーニングをして備えたい。多少の症状や痛みは高齢者に付きものと決め込んで、あまり気にしない主義でいこうと思う。できたら、こんな考えの高齢者とも話し合ってみたいものである。

サルビアラテン語=安全)) 種類は90前後もあるといわれ、薬用植物やスパイスのセージ(サルビアの英語名)として古くから栽培されている。ケイトウ 花に見えるのは茎が変化したもの。これは、クルメ(久留米)ケイトウで丸くまとまり、羽毛の感じ。鶏のトサカに似ているところから「鶏頭」が花名に。