梅雨時に思うこと

 長男夫婦から東京朝霞市産のアサガオの鉢が届き、今朝も4、5房咲いて梅雨を吹き飛ばしてくれます。品種の違う4本の房から色違いのアサガオが咲いています。今回は私の誕生日祝いとして贈ってくれたもので、ことさらにきれいに咲いて祝ってくれているようで嬉しい限りです。妻にも同じように気配りしてくれるのでこれを励みに人生を少しでも謳歌し合っていきたいと思います。ちなみに明後日が78回目の誕生日です。
 昨日、東京都議選があり、開票の結果、小池都知事が率いる都民フアーストの会が大勝して、自民党が大敗するという結果になりました。自民は予想以上の大敗でこれからどのようにして信頼を得て立ち上がるのか、厳しい鉄槌を食わされました。都議選なのに国政の勢いを借りて臨むというおごりや都民の意識を甘くみすぎた結果がそのまま数字に表れたと言えます。「奢れるもの久しからず」ー自民にはこの格言を真剣に受け止めて引き締めようとする厳しさがなかったようです。
 昨日、スキー仲間二人が来訪してくれました。この暑い最中、来シーズンのスキーのことを話し合いました。Aさんは1歳年上の先輩で、何かとお世話になっています。スキーシーズン中はあるスキー場のインストラクターで、少なくとも20日間は教えています。その他にいろいろなスキー行事にも参加して、1シーズン40日以上は雪上にいます。何より健康なのが羨ましいし、家庭の心配もなさそうでいい人生を送っています。
 私はスキーやゴルフもまだできそうですが、そろそろ家庭内に目を向けて夫婦が同じ次元に立ち返り、その上でそれぞれが何ができるか、そのために相手方に一方的な負担をかけないか、など十分に検討した上で、二人の最小公倍数として何をしていくかを決めたいと考えています。その上で、夫婦それぞれの持ち味を生かしながら、それぞれ補完し合い人生の楽しみ方を模索していきたいと思います。
 幾たびかの誕生日を目の前にして思うことは、一つは健康であること、そして、生き甲斐を求め続けること、ではないかと思います。どちらも時間をかけて取り組んでみます。残り少ない70代をせいぜい楽しみたいと思います。