ご冥福をお祈りします

 急逝されたお二人に哀悼の意を表し、お別れの言葉を捧げます。(順不同)
 きょう午前、急逝した義姉の葬儀が東京の菩提寺で行われ、たくさんの参列者に見送られ、30年ほど前に亡くなった夫の元に埋葬されました。享年82。晩年は病気がちでしたが、お見舞いに訪れた人たちとは会話を交わし、いつも「とても幸せです」と話していました。夫とは早くに死別したのですが、子どもや孫たちの成長が何よりの楽しみで、よく自慢していました。
 二人はとなり村同士の同郷で、結婚すると同時に上京して東京で第二の人生が始まりました。3人の子どもたちに恵まれ、子どもの小学校ではPTAの役員もするなど都会生活を楽しんでいました。子どもたちはそれぞれ結婚して4人の孫たちにも恵まれて「幸せな人生」だったと言えます。敢えて付け加えるとすれば夫婦揃って長生きをして、子どもたちや孫たちの成長を見守って欲しかったと思うことです。ここに改めましてご冥福をお祈り申し上げます。
 先般、長い間家族ぐるみでお付き合いをさせていただいている大先輩が亡くなり、肩を落としているところです。享年80でしたから、まだまだ人生を楽しんで欲しかったと思うと残念無念であります。長年にわたり小・中学校の運動服を取り扱う仕事をされていました。学校や子どもたちの希望を取り上げてそれぞれ特徴のある運動服(制服)を制作して子どもたちに喜んでもらっていました。
 家庭は、子どもさんは2人で、姉は日本航空のスチュワーデスになり、国際線に乗っていました。亡きお父さんは大変喜んでいました。また、娘さんが搭乗する便に両親揃って乗ることもありました。妹はやはりスチュワーデスに合格したのですが中学校の家庭科の先生になりました。今はそれぞれ成長した子どもたちをおじいちゃんに見てもらえないのが何より残念ではないでしょうか。ここに改めましてご冥福をお祈り申し上げます。