もう、8月!

 きょうから8月、今年も半分以上過ぎているので、「月日の経つのは早い」というべきでしょうね。与えられている時間はすべて家族と自分自身が使えるようになっているのに、必ずしも納得いくような過ごし方をしていません。密かに期するものはありますので頑張ってみようと思います。
 わが街では、5、6日は恒例の「七夕まつり」です。商店街の七夕飾りの中、小中高校生の吹奏楽部によるパレードや消防音楽隊員による演奏、ハーモニカクラブのハーモニカ演奏などで盛り上げようとしています。一昔前に比べると出し物も少なくなり、観客も最盛期に比べますとかなり減少しているようですが、実行委員会は地域の歴史や伝統文化を後世に残そうと頑張っていますことに感謝します。
 また、この地域はお盆は旧暦で行う家庭が多く、今年は13、14、15日です。我が家でも近くに両親の墓があり、3日間お盆に当てています。ちなみに、父は昭和19年に戦死し、母は平成13年に亡くなっています。享年父37歳、母98歳でした。我が家でも戦争の惨禍を被ったことを物語っています。
 私は「寛容」という言葉が好きです。国語辞典によりますと、その意味は「(失敗などをとがめだてしないで)他のいい面を積極的に認めようとする様子」と記されています。私は、中学生時代は怒りっぽくて、友だちや家族ともよく口論しては怒っていました。そんな自分に嫌気を感じていた高校生時代にこの「寛容」という名言に出会えたのです。怒りっぽい私にはこれ以上の妙薬はなかったようで、効果はてきめんでした。少なくとも友だちとは口論しなくなりました。
 教員になって私は「寛容」を座右の銘にして、節制に勤めたつもりですが、評価は第三者に伺うしかありません。今でも大好きで、私にとって必要な言葉です。ところが、近年、妻から「怒りっぽくなった」とよく言われるようになり、反省しているところです。その証に今一度「寛容」の教えを噛み締めて実行していくつもりです。
 8月最初のブログは、統一テーマもなく、思うがままに連ねました。よろしくご判読のほどを!