ゆかいな仲間の会

 A町の役所で知り合った人たちで『ゆかいな仲間の会」という親睦の会があります。春先と年末の2回集まって懇親を深め合っています。きのう臨時にその会がありました。会員の一人Kさんが還暦を迎えたのでお祝いをしよう!ということで、計画されました。
 Kさんは餃子やシュウマイなど食料品の卸業会社を経営しています。業績は良さそうで社長には余裕を感じます。といいますのも、市場調査や職員の管理、業績の分解などを社長先頭によく調査して空白を作らない作戦を展開しています。工場が分散しているのでその連絡を密にするよう努めています。チームワークが際立って良いので業績に反映しているようです。
 6年前の東北3県の地震の際はトラックに餃子を積み込んで現地へ向かい、広場で餃子を焼いて被災者に提供しました。4000個の餃子がアッと言う間になくなり、被災者に喜んでもらいました。岩手、福島、宮城の3県はもとより地元ともいうべき埼玉、千葉、群馬等にも出向いています。これらは本業の延長線上で企画され、これまでに何回となく各地の被災地を訪ねて奉仕しています。「ゆかいな仲間の会」も都合を付けあって現地へ行き作業ボランテイアをしています。
 Oさんは介護施設を経営して10余年、すっかり地元に定着し、信頼を得ています。利用者のニーズが多様で、ニーズに応えていかないと利用者離れが生じかねないので必死になって経営に努めています。利用者と職員の信頼関係が良さそうなので心配は無用のようですが、経営者のご苦労は絶えないので陰ながら応援していきたい。
 その他にも会社経営者や再就職の社長、農業従事者など多岐にわたっていますが、いずれの方も経営には精通しているので心配ご無用で、ますますの活躍に期待するのみです。若手は全員現職なのでこれまた心配ご無用。全くの無職は私のみでちょっと寂しい思いをしたのですが、これも順番に巡ってくる宿命なので今自分がその間只中にいるということなのでしょう。
 役所で知り合った仲間たちと長くお付き合いをさせてもらえて私は幸せです。誰もが歩むであろう人生経験、私は一足早くいくつも体験しているので、いい意味で模範を示していきたい。何と言っても懸命であるべきは「健康管理」でしょう。物やお金よりもはるかに優先するという実感をいち早く獲得し、実践してもらいたいものです。健康に関する情報は求めればすぐ手に入る時代なので、ぜひ活用すべきだと思います。そのことを伝える役を担っていくつもりです。
 「ゆかいな仲間たちの会」は色々な職業、年齢、職場、地域の人の集まりです。その付加価値を大いに生かしながら長続きさせたいと思います。