首都圏の大雪対策は大丈夫か

 首都圏は久しぶりの大雪で電車、バス、航空機等の交通網が乱れて通勤客の帰宅に影響が出ています。ちなみに、夕刻で降雪量は東京18cm、横浜16cm、千葉7cm。この程度では雪国ではさほど問題にはなりませんが、首都圏は雪対策については十分とは言えず混乱を繰り返すばかりです。幸いにも、今夜半には雪も止み、明日は快晴になるようです。
 この程度の雪でも首都圏ではbig news になるのは雪対策が十分ではない証と言えそうです。国はこの程度の降雪しか予想していないのか、さほど問題視していないようで気がかりです。万一、さらに降雪量が増えて、地震が発生したら被害は大きくなるばかりです。その対策は大丈夫なのか、我が家も首都圏内にあるので心配です。
 我が家でも、明日から2、3日は雪かきや片付けに追われそうです。幸い、隣組の人たちが協力しあうので早めに終わることを期待。隣組はいざという時には頼りになります。国は今、大地震対策について検討していますが、市民にはさほど危機感はなく心配なのです。後世にこの「心配」を残しておくべきではないと思うからです。
 私は雪国生まれで、子どものころから雪かきをして育ちました。家から県道まで80m位あり、来客前に雪かきをすることになっており、私はその役割でした。寒い朝なのに雪かきをしていると汗が出てきて額から湯気が出ていました。ですからさほど雪かきは苦痛ではありませんでした。来客は雪かきを褒めてくれて子ども心ながら嬉しかった思い出があります。雪量は多くてもせいぜい30cmくらいでしたから雪国にしては少ない地域でした。
 子どもの頃寒い雪国で育ったので、首都圏の冬はそれほど苦にはなりませんが、高齢になっており油断せずに取り組むつもり。久しぶりの「大雪」のせいかついついペンを取りました。それでも、人口密集地首都圏の雪対策だけは国をおげてしっかりとやってほしいと願っています。