よく頑張っているよ日本チーム

 平昌冬季五輪第10日の昨日、小平奈緒(31)選手が女子500mで36秒94の五輪新記録を出し、金メダルを獲得しました。今大会の日本勢のメダルは過去最多の長野五輪での10個に並びました。
 ゴール後小平選手は36秒94のタイムを見上げて「あつ、目指していたタイムが現実になった」と喜びました。それも何十回目かにして実現しものです。それでも「みなんのおかげです」を繰り返すのみでした。これまで勝てなかった韓国の李相花にも3年ぶりに勝ち、李選手(銀メダル)から何回も祝福を受けました。二人は国も政治も超えたスポーツマンシップを世界中に発信しました。敗者は勝者にいち早くエールを送る寛大さがスポーツマンシップなのです。改めて、二人の寛大さに拍手を送ります。
 前日は謂わば「予告優勝」とも言うべき競技があり、実際に「予告通り優勝」しました。オリンピックのような大きな国際大会で優勝を予告する例は少ないように思います。予告通りにならない例がたくさんあるからでしょう。
 ともかく、フイギアスケート男子フリーで羽生結弦(23)選手が合計317.85 で66年振りの五輪連覇を果たしました。日本選手の冬季五輪連覇は初めて。2位は宇野昌磨(20)選手で、羽生選手との1、2位フイニッシュ。「1、2位は嬉しい。羽生選手は最大の目標で憧れ、いつまでも追い続けたい」
 かくして平昌五輪も終わりに近づいています。メダル数が気になり調べてみました。1位ノルウエー 26個、2位ドイツ18個、3位オランダ13個、4位カナダ16個、5位米国10個、9位韓国6個、10位日本10個(2、5、3)。日本はこれまでの最高記録です。