やっと春到来なのに

 きょうはお彼岸最終日でようやく気温も上がり、「寒さ」から脱出したようです。このところ寒い日が続いていましたから桜も足踏みを強いられやっときょう東京は満開宣言。首都圏の桜は7分咲きで丁度見ごろ。30kmほど北のここ千葉県は満開まであと3〜4日はかかりそうです。かくして首都圏は2週間くらいはお花見で賑わうことでしょう。
 子どもの頃は5月初旬が満開でした(岩手県南)。子ども心に小学校の満開の桜を愛でて、何やら嬉しくて楽しんでいたことを思い起こしています。近年は温暖化の影響で4月下旬に満開となるようです。小学校の桜は古木が多かったのですが、まだまだ余力があって未だに咲き誇っているようです。
 故郷よりもはるかにここ千葉県の生活が長くなり、私はすっかり「千葉県人」になりつつあります。本来は、「なりつつ」でなく「なり切って」いますと断言すべきでしょうが、生まれ故郷への郷愁は永遠に消し去ることはできないものかも知れません。よって、無理に故郷を忘れ去ろうとはしない方がいいように思っています。
 さて、ここ首都圏に戻ってみますと、連日目がくらむほど事件や事故が多く、政治経済の情勢とともにどのように処理していくべきか、古くて新しい問題に悩まされます。来週は公文書改ざん問題で佐川さんを巡り国中が大騒ぎすることになるでしょう。でも、「真実は何か」冷静に見極めたいと思います。首相の昭恵夫人は土地取引への関わりを認めないでしょうが、それでも証言によっては偽証罪の可能性も1%くらいはあるのではないでしょうか。これも国中が注目する問題になるでしょう。
 やっと首都圏の桜が満開になっている時に国会はそれどころではなく、真相解明にどれだけ迫れるか問われています。重大問題に変わりはありませんが、国際問題もあり、改ざん問題等は早急にきちんと解決してもらいたいです。