地域と関わりあって生きる!

 今日から役所や学校は新年度が始まります。とりわけ学校では子ども達や学生たちが新年度を迎えて喜びに包まれていることでしょう。新しい先生や友だちとの出会いによる躍動感は私も生涯忘れることはないでしょう。今まさに、子どもたちがその瞬間を体験しているのです。只々羨ましく、昔日の感を拭い去ることはできません。子どもたちの学校生活が楽しいものであることを祈るのみです。
 もう役所にも学校にも脚を運ぶことがなくなり、遠くでその存在を目にしながら余生を送る日々ですが、何か一つでも現代社会に関わっていくことも必要ではないかという思いはあります。その一つとして地域の自治会役員としてお世話になっていることはとても有意義です。それはまさに地域社会の最末端にあって、生活に直結し、地域の連携、人間関係の構築等、日常生活を構築し、形成していく元になっています。あと何年か、協力していくつもりです。
 先般、地域の一泊旅行に参加して、西伊豆を旅してきました。これは市の「生き生きクラブ連合会」主催で、参加者は150人ほどでした。この行事には初めての参加でしたが、もちろん高齢者が多かったものの、皆んな元気で圧倒されました。その秘訣はまさにこうした行事に積極的に参加することにあるようです。人間は一人で生きていくにはいろんなリスクを伴うと言われていますが、同行者からはそれはほとんど感じませんでした。積極的に外へ出ることの大切さを教えてもらいました。
 私はまさに高齢者の一人。周囲には私より年上なのにはるかに元気で、積極的に地域に溶け込んでいる先輩たちがたくさんいます。元気の秘密はすでに述べましたように「他人との関わり」を少しでも多く持つことにあるようです。幸いそうした環境には恵まれていますので、自分の方から進んで交流を求め、少しでも地域と関わって生きて行くようにしたいと思うこの頃です。