誕生日に因んで

 きょう、79歳の誕生日を迎えました。怪我や病気を人並みに体験しながらも79年生きていることに感謝するとともに、それは妻を始め子どもたち、兄弟、たくさんの友人たちのおかげであることに思いを馳せ感謝しています。本当にありがとうございます。
 誕生日直前の昨日、埼玉の友人が経営する300坪の畑で、同じように草花や野菜等を栽培している仲間12名が集まり「勉強会」を開きました。私は農業は一切していませんが毎回参加させてもらっています。もともと私は農家出身ですから何の抵抗もなく友人の野菜畑を見学したり勉強会に参加しています。奇しくも誕生日前日に農業体験ができましたことに農業との縁を感じています。
 そしてきょう、79歳の誕生日。少々、「高齢化」に違和感を抱いていますが、そのことを含め全ての現実をそのまま受け止めて前を向いて生きていくことにしています。今年は中学時代の同級会が予定されているようで、楽しみにしています。ここ2年余で2、3人の同級生が亡くなっていますので、みんなで弔意を表し、「もうしばらくはお迎えに来ないでいいよ!」とお願いしておこうと思います。
 今、私は地域の役員として皆さんに大変お世話になっていますが、役員は地元出身の人が多くそれに、地方出身者が一緒になり地域を構成し、盛り立てています。行政にはない地方文化と言えるかと思います。私には「生まれ故郷」という故郷がありますが、現実にはそこには戻らずにこの地に骨を埋めることにしています。 
 22日にはこの地域のお祭りがあります。地域の人たちが一つになって地域を盛り立てます。これもお盆に匹敵する地域の大事な行事としてしっかりと定着しています。
 生まれたところよりもはるかに長く住んでいるこの地を大切にしながら、一つでも多く思い出を創生して行きたいと思っています。これが79歳の偽らざる感慨であります。 

           我が家の庭先にて 大好きなサヒイニアととに79歳