最後?の同級会

 9、10日に仙台のホテルで中学時代の同級会があり、20名参加しました。内訳は、男は存命者17人のうち9名(52、9%)、女は41名のうち11名(26、8%)、全体で34、5%でした。男の出席率が高いのが意外でした。都合つかなくて参加できない人は38名でしたが、それぞれ事情があってのこと、再会を期しています。
 80歳を目前にして、参加者はさすがに皆元気で、若い時を目一杯彷彿させていました。共通していることは声が大きい、姿勢がいい、よく飲んで食べる、歌が好き、など。最も人気を独占したのは四国から参加のK君で、未だに現役で職場の労働組合員120名の副委員長として人望が厚く、当分は続けるとのこと。同じく、同級生の中には地域の役員を何年もしているのに後継者がいないためなかなか辞められない、と嘆いていました。
 女性は比較的元気で、参加者は全員90歳越え間違いなし、と断言できそうです。どうして女性は長寿なのでしょうか。どうして男は80台止まりなのでしょうか。同級会に出るたびに女性にあやかって少しでも長生きして人生を楽しみたいと思わずにはいられません。我が同級会本部より「今回が最後」と案内に記されていましたが、誰かが幹事になり継続していくことは可能なので、1、2年後には再開したいものです。
 同級会の翌日、地元では77歳以上の老人対象の「生き生きサロン」があり、55人が参加しました。ハーモニカ楽団の演奏会や、健康体操、参加者による合唱などがあり、2時間半楽しみました。この会は本来はこの倍の高齢者がいるのですが、会場が狭く2班に分けて行われています。全般に元気で「老人」とは言い難い感じもしました。長寿はみんなの願いなので、こうした行事には感謝しつつ参加ていきたい。

 初秋を思わせるような陽気に早変わりの昨今、やがてまた暑さが復活するようですが、朝夕は涼しくなるという予報に期待したい。