昔ながらの運動会

 10月なのに日中は半袖で過ごす陽気が続いています。温暖化の影響に他なりませんが、このところそれがさらに進捗しているように思えてなりません。その分首都圏ではまだ紅葉も見られませんし、爽やかな秋季が少なくなりそうで残念です。

 中学時代の同級生に電話をして近況を尋ねたところ、「高齢化」に係る話題で終始。齢80年なので、至極もっともなことと弁(わきま)え、他の同級生の動静も収集できて元気をもらいました。とりわけ、女性が元気であることを再確認し、羨ましい限りです。来年、「80歳到達記念」とか銘打って同級会をやろうと意見交換しました。

 明後日、高校時代の在京同級会が都内で予定されており、出席することにしています。やはり「齢80年記念として…」。首都圏には少なくとも90名前後の同級生は健在ですが、出席者は今回も20名で固定化しつつあります。「もうそろそろ最終回にしてもいいのでは…」という声も出ており、そのことが話題になりそうです。

 さて、地元では今週日曜日に地区の運動会があります。役員が手際よく準備しており、予定通り実施できそうです。地区対抗の得点競技もあり、優勝を競い合います。毎年、予想通りには展開せずどこの地区にも優勝のチャンスがあります。玉入れ、パン食い競争、宝さがし、樽転がし、綱引き、リレーなど昔ながらの種目が展開されます。

 日本独特の運動会。それが全国でこの時期に展開されます。我々のような高齢者には「郷愁」を覚える一大行事となっており、日本文化の原点を垣間見るような感じがします。

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           山梨県笛吹市一宮のぶどう園    10月3日撮る

  ちょうど食べごろで、しかも「食べ放題」とあって、ひとふさ試食。美味!