江戸川周辺に集う思い!

 江戸川は、茨城県五霞(ごか)町と千葉県野田市関宿(せきやど)分岐点で、利根川(322km)と分かれ、千葉県、埼玉県、東京都の境を南に向かうこと59,5kmの1級河川です。

 1603年、徳川家康征夷大将軍になり、江戸を行政首都とするために物流網を整備する必要がありました。そのために1641年、徳川将軍は利根川から枝分かれした流域面積200㎢の人工水路を開削しました。それが江戸川。

 江戸川河口付近では、天然ウナギ、トビハゼヒヌマイトトンボなどが生息しています。

 首都から30kmのこの地域の住民は「東京都民」と呼ばれほど東京都へ通勤し、生活源になっています。住民は都会の喧騒から少しでも解放されるようにと、自然豊かな郊外に住宅を求めている証左であろうかと思います。特に、江戸川や利根川の存在は甚大と言えます。老若男女が河川周辺に集う根拠が明快です。

 最近の江戸川を紹介します。

f:id:gornergrat:20210130061146j:plain 河口から37,75km付近(千葉県野田市)で、江戸川の上流を臨む 対岸は茨城県守谷市 

f:id:gornergrat:20210130061114j:plain       下流(埼玉県、東京都)を臨む 右はサイクリングロード 

f:id:gornergrat:20210131022101j:plain          逆光(朝日)を浴びる江戸川の上流

f:id:gornergrat:20210131023447j:plain     きょうは快晴でサイクリングや散歩、マラソンを楽しむ人が多かった。 

f:id:gornergrat:20210130061237j:plain     河川近くまで住宅地が伸びて、住民は江戸川の四季や夕日を楽しんでいる