お馴染みの外来語

マスコミによく登場す外来語(時事英語)〜きょうの新聞から

(1)メルトダウン(meltdown)   原子炉の炉心が溶けること。*東京電力福島第1原発の第1、第2号機が津波によりメルトダウンが起こり10年になる。

(2)インセンテイブ(incentive)   意欲を出させるための刺激。 目標達成のために、会社が出す報償金。

(3)リスク(risk) (営業上の)危険。*用例 risk  communicationn ~災害の環境問題など、リスクに関する情報を専門家・事業者・住民が共有し、安全対策をはかること。略して、リスコミ。

 

(4)アプリケーション(application)  適用・応用。 申し込み・申請。*ユーザーの目的に応じて作られたソフトウエア。

(5)エコロジー(ecology)  生物とそれをとりまく環境の関係を研究する学問。生態学

自然環境に与える好ましくない影響をすこしでも少なくしようとすること。環境への示唆。

*エコ商品

(6)ドメステイック ヴァイオレンス(domestic  violence)  同居中の配偶者や恋人など親密な関係にある、またはあった者から振るわれる暴力。*欧米でも大きな問題になっているが、男性による女性へのDVは3/4に対し、女性による男性へのDVは1/4。

(7)パラリンピック東京大会 *開会式 2021年8月24日(火)オリンピックスタジアム *閉会式 9月5日(日)オリンピックスタジアム  *競技 22競技 539種目 21会場で12日間実施。

 

 きょうの朝刊から外来語を拾い集めてみました。いずれもたびたび使われておりお馴染みになっているかと思いますが、本来の意義からやや遠いものもあります。ぜひ、辞書等でご確認を!

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                 梅の花

 

 

 

老人会も「休眠中」

 首都圏の私たちの市(人口約15万人余)には84の老人会があります。私たちの老人会も加入していますが、この1年、コロナ禍のためほとんどの活動が停止しています。

 そこで、私たちの老人会では会員36名の連携を絶やさないためにと、毎月手書きの会報(A4版)を配布しています。近年は会員のメッセージを載せています。

 

 <卓球人生の日々> 週1日は練習または試合、3〜4日は他のクラブへ出向いてコーチの日々。夏も冬も大汗をかき健康的です。卓球効果は(1)仲間たちとの楽しい対話(2)ストレス解消(3)毎晩快眠(4)夕食のビールが美味しい、など。 (70歳代女性)

 <ラジオ体操 10年> 毎朝5時起床。ラジオ体操会場へ徒歩25分。6時30分ラジオ体操。毎朝20〜30人参加。7時30分帰宅し朝食。ラジオ体操により(1)時間的けじめがつく(2)朝食が美味しい(3)脚・腰が丈夫になる、など効果大。 (80歳代男性)

 

 <健康あっての人生> 体力づくりのため毎朝、散歩5000歩。なるべく坂道のあるコースを歩く。おかげで、脚や腰が丈夫に。今では散歩は日課となり、毎日の生活に欠かせさない。”健康あっての人生”だもんね!(70歳代女性)

 <自然の恵みに感謝> 春から夏にかけて目を楽しませてくれた庭木や草花。今は夏芽が伸びているので「芽欠き」の日々。そんなある日、サルスベリに1、5mくらいのアオダイショウが・・・。びっくり!でも、知らん顔してそのままに。やがて”冬眠”に。(70歳代男性)

 

 私たちの老人会は、1966年(昭和41年)に発足し、54年になります。最年長が99歳、最年少は64歳で皆んな元気です。懇親会や旅行などが全くできないまま1年経っています。会員は皆、1日も早くコロナ禍の終焉を待ちわびていますが、どんな形で再開すべきか、重大課題として受け止めています。

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       老人会や地域住民による公園の清掃作業 <昨年11月>




 

 

 

 

 

 

 

用事のない旅 森まゆみ著

 著者の森さんは伝説のタウン誌「谷根千」(谷中・根津・千駄木)の編集人として活躍しその後、数多くの文芸作品を著してきました。本書は、これまでの長い作家活動の中で、様々な旅を重ねてきた練達の作家による旅の随想・紀行文集です。

 

一人旅の流儀

知らない町で電車を降りる。駅舎と駅前広場が、私の第一印象となる。駅前には たいてい、その町の誇る偉人の像があったり、詩碑や句碑が建つ。それをぼんやり眺める。観光案内所で、駅周辺の地図を貰い、トコトコ歩き出す。これが私の旅の流儀だ。 

 

女一人旅ならドイツ鉄道旅行

43歳になって、再び十年パスポートをとった。旅は四十雀(しじゅうから)。以来、40回以上、海外に出かけた。私が見るのは主に人間である。何を食べているのか 何を着ているのか どんな家に住んでいるのか どんな仕草や表情をするのか 何で生活し、何を信じているのか 何が楽しくて何がつらいのか そんなことをじっくり見る。この夏、一人でドイツを旅して、初めて海外に一人旅するならドイツもいいなと思った。

 

インドの夜行特急

20年ぶりにパスポートをとって行ったのはインドだ。カルカッタの空港から市街まで、自転車にほろ車がついたリキシャに乗る。それだけで興奮した。夜中近いというのに人であふれる街。道路を偉そうに歩く牛、それをよけて飛ばすタクシー。その真ん中で遊ぶ子どもたち。二日遊んで夜行で海辺の町プーリーへ向かう。夜のハウラー駅。群青色の空に輝く宮殿のような赤い建物。構内はうす暗くて、売店の灯りがなつかしい。長いホームで私はリュックサックを抱え、列車を待っていた。寝台を予約したものの、それが何号車の何番かは列車が来るまでわからない。

  

 著者は、海外にはその他に、イタリア、プラハ、マドリット、リスボン等へも出かけています。国内は、北海道・厚岸、長野県・霧ヶ峰福島県・高湯温泉、東京都・谷根千地域、京都府北野天満宮愛媛県・松山、沖縄県読谷村等。全体は、38編の紀行文と巻末付録「まゆみの古寺めぐり」からなっています。そして、あるお百姓のおじいさんの言葉「失敗のない人生は失敗でごじゃります」を紹介。これこそ著者が最も「言いたいこと」に違いありません。 

 著者の着飾らず、率直に、「自分を語っている」ところに惹かれます。「生きることはつらい。だけど知らない町に身を置くと、そんなしょうもない人生も新しい角度で見えてくる。知らない町で、荒波のりこえて生きてきた人に出会って救われる」と語っています。

 「作家っていいな」と、思わず羨む。でも、尊い生き方を学べてありがたい。私はいつも受け身の人生なので、いつの日かどうしたら誰かにお返しできるか、余生の課題になった。

  用事のない旅  森まゆみ著  産業編集センター発行  1000円+税

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利根川322km サイクリング! <回想5>

 友人のAさんと利根川サイクリングロードを延べ2週間かけて走破しました。期間は、2015年(平成27年)8月18日群馬県みなかみ町をスタートし、半年かけて16年2月26日千葉県銚子港到着。

 それぞれにサイクリングの他にやることがあり、2人の都合のつく日に1日30〜40km走る。宿泊して2日間走ることもありましたが毎回、前回終了地点の近くへ電車で行き、きっちり、322kmを完走しました。

 利根川は、首都圏を氾濫区域として抱えるとともに、その社会・経済活動に必要な多くの都市用水や産業用水も供給しており、首都圏の政治、経済、文化を支える重要な河川です。

 利根川流域の土地利用状況は、山地68%、水田・畑23%、宅地・市街地8%。面積16,840㎢  流域都市:群馬、埼玉、茨城、千葉、東京の1都4県        

f:id:gornergrat:20150818154128j:plain    利根川サイクリングスタート当日、同行のAさんと 奥利根湖  2015.8.18

 

f:id:gornergrat:20151117120703j:plain         河口まであと50km、いよいよ終着近づく    2015.11.17

       

f:id:gornergrat:20160227022950j:plain             ついに利根川河口に到着         2016.2.26

 

f:id:gornergrat:20160227025522j:plain        利根川起点「0メートル」地点  極めて質素に、さりげなく表示

f:id:gornergrat:20160227024737j:plain         お疲れ様でした   利根川紀行終着を喜び合う   2016.2.26

 

江戸川周辺に集う思い!

 江戸川は、茨城県五霞(ごか)町と千葉県野田市関宿(せきやど)分岐点で、利根川(322km)と分かれ、千葉県、埼玉県、東京都の境を南に向かうこと59,5kmの1級河川です。

 1603年、徳川家康征夷大将軍になり、江戸を行政首都とするために物流網を整備する必要がありました。そのために1641年、徳川将軍は利根川から枝分かれした流域面積200㎢の人工水路を開削しました。それが江戸川。

 江戸川河口付近では、天然ウナギ、トビハゼヒヌマイトトンボなどが生息しています。

 首都から30kmのこの地域の住民は「東京都民」と呼ばれほど東京都へ通勤し、生活源になっています。住民は都会の喧騒から少しでも解放されるようにと、自然豊かな郊外に住宅を求めている証左であろうかと思います。特に、江戸川や利根川の存在は甚大と言えます。老若男女が河川周辺に集う根拠が明快です。

 最近の江戸川を紹介します。

f:id:gornergrat:20210130061146j:plain 河口から37,75km付近(千葉県野田市)で、江戸川の上流を臨む 対岸は茨城県守谷市 

f:id:gornergrat:20210130061114j:plain       下流(埼玉県、東京都)を臨む 右はサイクリングロード 

f:id:gornergrat:20210131022101j:plain          逆光(朝日)を浴びる江戸川の上流

f:id:gornergrat:20210131023447j:plain     きょうは快晴でサイクリングや散歩、マラソンを楽しむ人が多かった。 

f:id:gornergrat:20210130061237j:plain     河川近くまで住宅地が伸びて、住民は江戸川の四季や夕日を楽しんでいる

 

バイデン新大統領「米国を一つに」

 第46代米大統領に就任したジョー・バイデン氏が就任式で宣誓した言葉は次の通りです。

 全ての米国人のための大統領になる。私を支持した人のためと同じように、支持しなかった人のためも一生懸命戦う。<2021年1月20日 米国現地時間)

 就任式後の演説

 民主主義は貴重でもろいと学んだ。しかし、民主主義は勝ったのだ。我が国の歴史で我々ほど困難に直面した人たちは少ない。これらの困難を克服し、魂を修復し、将来の米国を確かにするには、言葉以上のものが必要だ。私の全霊を、米国人をまとめ、約束させ、国を一つにすることに捧げる。全ての米国人も参加して欲しい。

 

 バイデン大統領は就任式後に17の大統領令などに署名しました。その中には、パリ協定の復帰やWHO(世界保健機構)脱退中止が含まれています。その他に、新コロナ対策、経済回復策、地球温暖化・環境、移民・多様性などを掲げています。

 これらの中にはトランプ前大統領が離脱や一時停止を命じたものが含まれています。中でもパリ協定やWHOへの復帰は加盟各国から歓迎されるはずです。

 混乱から結束へ・・・新大統領は、米国民に「混乱から結束へ」を繰り返しアピールしました。前大統領がもたらした「混乱」を修復するために全米国民に「結束」を呼びかけています。米国民は今だにトランプ派がかなり多いだけにバイデン大統領は苦渋の旅立ちを余儀なくされています。

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          バイデン新大統領就任を報じる朝刊紙
 

 

   

mr partner

  これは、「 イギリスから豊かな暮らしと生き方を考える」をテーマに隔奇数月ごとに発行する情報誌です。発行所 株式会社ミスター・パートナー

 編集長で作家の井形慶子さんの存在が名実ともに本誌の特徴と発展に大きく影響を与えているように感じます。渡英はすでに90回を超えて、創刊30周年に達しています。著名な文化人の連載の他に毎号独自のアングルで英国を紹介しています。

 

 英国でも新型コロナ・ウイルスによってクリスマスのイベントも中止となり、プレゼント購入はオンライン、家族の集いも制限される中、それでも望郷の思い、「与える」「分かち合う」スピリットは息づいています。

 「クリスマスの朝、散歩に出かける父はホームレスや独居老人とすれ違うと必ずクリスマスランチに招いた」という英国人男性もまた、予定のない、いとこや友人を家に招き共に祝います。<12月号より>

  英国のテキスタイルと人生を探る〜として、英国を代表する3大デザイナーの特集が組まれています。残念ながら私には門外漢の世界ですが概要のみ紹介します。

   William   Morris  (1834~1896) デザイン、出版、装飾、工芸など多分野で業績を遺したヴィクトリア朝の稀代の社会運動家産業革命後、手作業にこだわったモリスが木版刷りで生み出した作品の数々は、充溢した新鮮さが今なお色褪せない。

 Arthur   Liberty  (1843~1913)    草花をモチーフにした「リヴァテイ商会」のデザインは創業時より、様々なデザイナー、芸術家によって生み出されてきた。1920年代後半にはシルクのような綿素材、タナローンで現代アパレルにおいても不動の地位を固めた。

 Laura   Ashley  (1925 ~     )   ファッションデザイナーとして自身のデザインによるカラフルな布地を用い、衣料品、家庭用品によって世界中に名前が知られるプリントを築いた。落ち着きがあり高級感を感じさせるデザインで、家具や壁紙などのハーモニーを工夫する楽しみもある。<2月号より>

 

 本誌編集長の井形さんは28歳で独立し、出版社を興し、「ミスターパートナー」を創刊、編集長に。著書**イギリス式「おばあちゃんの知恵」で心地よく暮らす(講談社) **雑貨・服イギリス買い付け旅日誌(筑摩書房) **イギリス式お金をかけず楽しく生きる(講談社)他多数。毎号に自らエッセイを連載中。

 「女性誌」ですがイギリスの文化を書を通して紹介するスタイルに男性読者も増加しているようです。

f:id:gornergrat:20210116054123j:plain 左が12月号 右が2月号  隔月1回10日発行 定価600円(税込)書店で販売