老人の生き方

 きょう早朝、寝ぼけてベッドから転落、頭部裂傷という事故に遭遇。高齢故によくある事故と承知していたのですが、まさか自分自身が体験するとは思っていませんでした。幸い近所に内科外科医院があり治療していただきました。また、これを契機にベッドに防護柵をつけるつもりです。

 人生の諸段階は、①生産関係のネットワークに加入していない子ども時代、②生産関係のネットワークの中心であるおとな時代、③生産手段を後進世代に譲り渡した老人時代、に分類できます。しかし、考え方や体力、経済、家族構成などによりそれぞれ何歳から何歳までと規制はできません。総じて「老人」は年々高齢化しているように感じます。それだけ元気であるという証でもあります。

 ついでに、社会的、文化的事象である「老人」の呼称を調べてみました。年寄り、老者、高齢者、年配者、隠居、シニア、長老、老輩、老骨など多種に渡っています。それぞれの呼称にはイメージが浮かんできますが、呼称に惑わされないで自分自身の「老人」を貫くことが肝心であるかと思います。

 誰にも、いつかは訪れる「老人」時代。老人の人生のあり方や人生観はそれぞれでいいと思います。精神的にまた身体的に健康を維持していくことが「老人」の楽しみであり、課題でもありますが、いずれにしても前向きに捉えていけたら、と望んでいます。

 きょうは私自身が直面している課題「老人の生き方」について総論を述べました。。今後も時折り豊かな老後のあり方について話題にさせていただきますのでよろしく。

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                 近所の庭園 紅葉真っ盛のもみじ