2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
遠い地平線が消えて、ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流はたゆみない宇宙の営みを告げています。満天の星をいただく、はてしない光の海をゆたかに流れゆく風に心を開けば、きらめく星座の物語も聞こえてくる、夜の…
今年もお盆が終わった。16日には、例年通り「新盆追弔会」(施餓鬼)も行われた。私はたまたま、菩提寺(浄土真宗)の世話人の一人として出席し、読経、焼香の後の法話を拝聴する機会に恵まれた。 法話をされたのは三十代半ばの副住職である。法話の中心は、…
今夏も、甲子園では高校野球の熱戦が展開されている。きょう、ベスト8が出揃った。高校の実力は紙一重、その上、甲子園には魔物が棲んでいると言われるように、何が起こるかわからないのでどの高校にも優勝の可能性がある。ここまでは例年通りであるが、今…
我が国では、またぞろ短命首相の交替劇が始まった。「またぞろ」とは、「その時機は過ぎたと思われることが復活することを表す」[多く驚きあきれる気持を込めて用いられる](国語辞典)の意。 確かに、自公政権時代の末期は3人の首相がほぼ1年ごとに交替…
Women Only(ウィミン オウンリ)、ご存知、電車の女性専用車両である。2005年頃から首都圏はじめ全国の鉄道車両に設けられている。時間帯は、私がよく利用する東武電車は始発から9時まで。つくばエクスプレスも同じだが、さらに夕刻6時から終電までと…
これは、2003年12月発刊、直木賞作家・篠田節子の小説である。逃避行作者: 篠田節子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2003/12/15メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (10件) を見る 50代の主婦、妙子は愛犬ゴールデンレトリバー・ポ…