同級生讃歌

 小中学校時代の友だちは懐かしく、心を癒してくれます。きょうは小中学校時代の同級生の近況を紹介します。
 仙台に住むA男さんは小中時代からユーモアがありユニークな同級生で人気抜群でした。お堅い市役所職員になりましたが、役所でも笑いを専売特許にしていました。退職後は多趣味で、特に果樹酒作りの名人で随分ご馳走になりました。この間電話しましたら「年を取ったせいか昔の同級生に会うのが楽しみだ」と言っています。それは皆同じですよ。
 生まれ故郷岩手に住むB男さんはご夫婦元気で何よりです。息子夫婦と同居していて孫たちとも一緒で羨ましい。岩手でも親子が同居する家庭が少なくなっているだけに大変貴重な存在と言えます。 B男さんは俳諧が得意でたくさんの作品を発表しています。同級会開催も宜しくお願いします。  
 わずか2人の動静を短くまとめたものですが、深く掘り下げていきますとそれぞれ語り尽くせないほどたくさんの人生が詰まっています。そして、いつも心が傷むのは同級生の訃報に接するときです。私たちの小中学校の同級生は77名でしたが、残念無念すでに19名が鬼籍に入られています。
 「そのうち同級会をやろう」とみんな楽しみにしているようです。19人分も。長寿時代でもありまだまだ人生を楽しみたいものです。