先祖を見守っていくには

 暑さは相変わらずですが、お盆(旧暦)が終りました。この地域の菩提寺は旧暦で行う家庭が大部分のようです。お盆の3日間はたいへんな人出でしたが、先祖さんは喜んでおられることでしょう。我が家でも盆初日6時ごろお迎えに行きましたが、夜明けを待ってお迎えに来る檀家さんもいるとのことです。
 このお寺は檀家数は約700軒で、お寺としては中堅規模かも知れませんが、住職さんはとても回りきれませんので、新盆家庭を中心に伺っているとのことです。しかし、年々家庭の事情で墓参りに来れない檀家が増えているとのことです。ぜひお寺と相談して最善の方策を打ち立てていただきたいと願っています。
 本寺には檀家有志によるお寺の支援団体(後援会のようなもの)があり、きょうその役員会でした。会員はごく少ないのですがお世話になっている菩提寺ですので、物心両面から支援することを主旨に継続しています。もともと菩提寺は祭事はもとより、寺の維持費用も最小限に抑えて、檀家さんには協力をお願いしています。
 前述のように檀家の後継者がいなくなる家庭もあり、お寺にはそうした方の相談窓口も必要になってくるでしょう。こうした例は他人事ではんなく、我が地域でも検討しておく必要があります。