秋色と解散

 まだ日中は暑さを感じますが、朝夕はしっかりと秋色の気配に支配されているきょうこの頃です。きょうは夕方散歩に出かけました。途中から全く初めての住宅街の道路を歩くことにしたとろ完全に「迷子」状態になったのですが、土地カンを頼りに元の道路へ。
 この辺りは今でこそ住宅街ですが、一昔前は山林と畑だったようで、所々に今でも小さな山林や畑が多少残っています。各家庭の庭には季節を飾る草花が植えられていて、今は秋色を演じています。純然たる大都会ではないので住みやすい所ではないでしょうか。
 これからゆっくりと秋色を楽しもうと思っているのですが、政界はそんな余裕はなく選挙モードに覆われています。月末には衆議院は解散することが確実となっているようです。解散の大義は「消費税」のようですが、「森友 .加計学園問題の疑惑隠し」が本命と報じている新聞もあります。安倍さんにとって「森友 加計問題」はいまだに痛い「とげ」になっていることを物語っています。
 そんなことで、莫大な大金と時間、労力をかけるなどもったいないです。国会できちんと話し合って解決してから選挙をして欲しい。でないと、この問題はいつまでも尾を引いていくのではないか、と危惧しています。それと、むしろ北朝鮮問題の方が気がかりです。そんな時、選挙をやっている余裕はないのではないか。
 安倍さんは今は敵なしの構えですが、「声なき声」に耳を傾けてほしいものです。いろいろな面での弱者にもっと目を向けてほしいのです。そうすれば、安倍さんが抱えている問題も相当に軽減するはずですし、真の大首相になれるのではないでしょうか。
 大義なき選挙などで、いい季節をかき消さないでほしいものです。