今朝の朝刊を読んで

 きょうの朝刊1面(朝日新聞)の記事は次の通りです。
 ◽️新元号案 秘密の金庫に  19年4月30日の天皇陛下の退位に伴い、翌5月1日に皇太子さまが新天皇に即位し、新たな元号が始まります。その元号案が3つに絞り込まれ、内閣官房副長官室の金庫に保管されています。果たしてどんな元号なのか国民の関心度は高まるばかりです。従来は天皇陛下がご逝去された直後に新元号が発表されてきましたが、陛下が生存されているうちの元号変更は珍しいことです。  *どのような新元号になるか興味津々です。
 ◽️後継機 国産断念へ  防衛省は2030年ごろから退役する戦闘機F2の後継機について、国産開発を断念することになりました。代案として米国製の最新鋭ステルス戦闘機F35Aを追加購入する代替案があります。ちなみに、航空自衛隊の戦闘機はどのくらいあるかといいますと、F15(約200機)、F4(約50機)、F2(約90機)、F35(1機)。  *果たしてこれだけの戦闘機は多いのか、少ないのか見当がつきません。
 ◽️積み上げても まだ見えぬ終着点  福島第1原発事故で汚染された土などは、除染後に袋詰めされ、福島県のあちこちに保管されています。それらを集約する双葉町の中間貯蔵施設では、各地から運ばれてきた黒い袋が重機で高々と積み上げられています。施設は同町と大熊町にまたがる約1600㌶となる計画で、昨秋から本格稼働しました。国は2045年3月までに県外で最終処分するとしていますが、受け入れ先のめどは立っていません。  *国防政策の一端なのに一部の市町に負担させていることに納得がいきません。これは国の責任で解決してほしい。
 ◽️応援職員 21%減   東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県の42市町村で、他の自治体から復興支援のために派遣される新年度の「応援職員」が、今年度より全体で21%減る見込みであります。一方、半数以上の23自治体が「復興が進んでも仕事が減らず、職員一人あたりの負担が増えています」という。  *これも国の仕事を被災地に負わせている例で国民の一人として心が痛みます。高齢の私に何ができるでしょうか。
 以上が朝刊4つの記事です。一言私の気持ちも添えてみましたが、いずれも重く大きな国の仕事ばかりです。もちろん国のせいにして傍観しているつもりはありませんが、果たして高齢の私に何ができるのか、見当がつきません。「戦闘機」のことになると、「どうしてこんなに必要なのか」と思うだけです。「平和ボケ」と言われそうですが。天皇陛下がお元気なうちに新元号を制定して後継されることは素晴らしく、未曾有の大決断であると思います。