自然との共生を!

 ここ首都圏は梅雨まっ最中で、蒸し暑さに覆われています。東京都は新型コロナウイルス感染者が6000人に達しようとしています。近隣各県は、神奈川1451人、埼玉1100人、千葉949人と増え続けており1日も早い新薬の開発が待たれます。

 

 このところ、全国的に仕事や外出、旅行などが解禁となり、少しずつかつての日常生活が復活しつつありますが、完全復活までは時間がかかりそうです。中でも、義務教育の小、中学生たちの授業の遅れは深刻です。ここで教育課程を見直して子どもたちの学力や体力、集団生活力等を保証してあげてほしい。

 

 ある友人の孫は4月から大学4年生ですが、2月ごろから在宅で、やっと5月中旬からパソコン等による在宅授業を受けています。通学は9月以降とのことです。ここでも学業の遅れが心配です。4年生なので就職も気がかりだろうと思います。

 

 子ども達から大人の労働者始め全ての人類がコロナ禍という厚い壁に行き場を阻まれています。まさに人類の知恵と生きる力が問われているように感じます。しかし、一人の人間としてはあまりにも無力すぎます。人類が自然との共生のあり方を問われていることを真摯に受け止めて人間の力を発揮したいものです。 

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            生命力旺盛で、しかも美しいクチナシ           

梅雨時に純白の6弁花を咲かせて強い香りを漂わせます。漢方としても用いられれていますが熟しても烈花しません。つまり、口を開かないことから「クチナシ」の和名がつけられています。つぼみがたくさん付いていてこれからも楽しみです。子ども達からの父の日プレゼント。

 

 

父の日に想うこと

 関東地方はすっかり梅雨空の日が続いています。きょうも曇りで、時折薄日が漏れています。子ども夫婦たちから美味しい菓子とたくさんのつぼみをつけた「クチナシ」を父の日プレゼントとしてもらいました。

  

 一昨日は「父の日」でした。我が国では父の存在感が希薄になって久しい。中にはそれで丁度「夫婦同格」ではないかと見る向きもあります。欧米ではもう何十年と女性優先時代が続いていますから、我が国にもその影響が現れ始めたのかもしれません。でも、欧米と我が国の夫婦観は質、内容ともに違いを感じています。

 我が国では、「母の日」や「父の日」はそれぞれに感謝の意を表す日として国民的に定着しつつあります。とはいえ、まだ真の主旨が国民に精通していないことも確かです。あとは、母のあり方、父のあり方を質的に向上させていく中で、真にその存在を認め合い、尊重し合えるようになれば「母の日」「父の日」を特定しなくともよい時代が来るかもしれませんね。

 

 世の親たちは我が身のことはもとより、子や孫たちの幸せを願っています。それは、我が家、我が子に限らず、また、国内外を問わず人類の幸せと繁栄につなげていかねばならないと思います。〇〇の日はそうした思想を広めるシンボルとして捉え直したいものです。「父の日」に想うことを連ねました。  

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      玄関で我が世の春を謳うマリーゴールド  アフリカンオレンジ

 

 

 

 

暑さを癒してくれる花々

 関東地方は梅雨入りを前に厳しい暑さが続いています。東京のきょうは31℃の予報です。コロナ禍と相俟ってマスク着用でさらに暑さが増長されそうです。

 

 この暑さを癒してくれるのが庭先の花々。いずれも近所の花屋さんで購入したものですが、一昔前に比べるとほとんどが当時より1〜2ヶ月以上も早く開花し、10月末まで楽しませてくれます。その代わり、やはり季節感が希薄になっているような気もします。

 

 ここで、きょうも我が家の花々の中からいくつかを紹介しましう。          

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           コリウスレッドヘッド「マーテイ」   シソ科                                  明るい葉色から深い銅葉色など葉模様も多彩でカラフルです。 別名 キンランジソ、ニシキジソ。

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        カラフル ペチュニア  ナス科ペチュニア属                                               生育旺盛で暑い夏でも咲き続けます。確かに、毎朝咲き終わった花があり新しい花が咲く準備をしています。 

 

アンコールに応えて         

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                  アジサイ                                                                              別名 ハイドランジア  ガクアジサイ  セイヨウアジサイ  シチヘンゲ 

 

    

親友からの温かい贈り物・カンパニュラ

 「風鈴草」と呼ばれているカンパニュラは、小さなブルーや紫色の花をたくさんつける可憐な花として知られています。カンパニュラの仲間はとても種類が多く、その数は300を超えるといわれています。

 卓上に飾ることができるコンパクトな種類もあれば、高さ1.5メートルを超える大きな品種もあります。友人から頂いたのは、背丈60cmくらいの切り花です。

 カンパニュラは、ギリシア神話に由来する素敵な花言葉を持っていることもあり、プレゼントに適した花です。風鈴のようにふっくらとした花の形と優しい色合いが魅力です。

 南ヨーロッパ原産でキキョウ科に属し、ラテン語で「小さな花」という意味です。日本には明治初期に入ってきたといわれています。

 

 このカンパニュラは、長年お付き合いをしている大の親友がわざわざ届けてくれました。勿論、ご自分の畑で、ご自分が育てたもので只々感謝感激。すでにたくさん花をつけており、まだつぼみもたくさんおり当分楽しませてもらえそうです。

 では、親友が心を込めて育てたカンパニュラをご鑑賞願えれば幸いです。

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アジサイが満開に!

 今や首都圏では「アジサイ」の季節。我が家の庭のアジサイもいよいよ満開となり、「誇らしげ」に見えます。昨年6月末に剪定をして、そのまま肥料も与えず今日を迎えていますがご覧の通りきれいに咲き誇っています。

 

 花の事典によりますと、日本生まれのアジサイが西洋に伝わったのは江戸時代の終わりで、かの地で鉢花用の改良が進みました。そうして生まれた品種群はセイヨウアジサイやハイドランジアとよばれ、日本でも独自の品種が誕生しています。また、最近は日本の自生種やその品種も出回っています。

 

 このアジサイは、ハイドランジア「ロイヒト・フエイエル」といい、原産地は日本です。

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撮影日 5月24日 花びらが日に日に大きくなり少々色づき始めました

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 5月28日  間もなく満開、彩り始めましたよ

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 5月30日  ついに最終の彩り・・・アジサイは別名「シチヘンゲ」とも呼ばれており、みごとに変容。素晴らしい!

人類に問われていること

 昨日、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が49日ぶりに全都道府県で解禁されました。感染者1万6671人、死者852人もの犠牲を強いられながらも「解禁」にこぎつけたわけですが、まだまだ「緊急事態」から完全に脱したわけではなさそうです。

 それでもこれでようやく、一歩前に進める、という前向きの気持ちも湧いてきました。千葉県は、映画館や集会場が26日に、パチンコ店、カラオケ店、スポーツジム等は6月1日にそれぞれ解除になり、少しずつ新たな日常が展開されそうです。

 首都圏の学校は6月1日から再開されますが、小中学校は当分は分散登校で、真の「正常化」は7月以降になりそうです。これではとても今年度の教育課程を完全に消化することは不可能であり、また、どのようにして子ども達の学習意欲を高め学力の向上を図るか、まさに未曾有の課題を負うことになりました。

 ウイルス禍は依然として衰える兆しは見えてきません。我が国としては自衛しつつ、あとは新薬の開発に期待するしかありません。各国ごとにワクチンの開発に取り組んでいますが、新薬が発明され実用化されるまで多くの時間を要するようです。新薬開発に我が国は世界からも期待されています。

 まだ不安は拭えませんが、人類が生き抜いていくために全人類が英知を結集してその答えを見出すことが問われています。

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                スミレ(左)とビオラ  

       

 

余生を有効に過ごしたい

 関東地方はこのところ梅雨入りを思わせるような雨の日が続いています。気温は、日中は20度前後で、朝夕はやや冷んやりしています。庭先のサツキが咲き始めています。その隣のアジサイは真っ青で5〜10cmに成長しており、あと10日位で淡い彩をして目を楽しませてくれそうです。

 自然の営みは実に正確で、私たち人間の期待・楽しみを裏切ることはありません。人間がもたらした温暖化のために開花時期が早まることはあっても・・・。そういえば、昨日は正月頃から楽しませてもらったノースポールを刈り取りました。ブロック屏下で1〜2cmの隙間に咲いていたのですがその逞しさに感謝、感激の日々でした。種子を保管して10月ごろ同じところへ蒔きます。

 自然の営みは順調で、只々羨ましい限りですが、我が人生もあやかりたいものです。ちなみに、体調については、今朝の血圧は125〜85、脈拍84でした。もちろん、服薬していますし、たまたまいい数字が並んだようで、普段は上下が一定しません。心がけていることは、食事については塩分控えめで、量も少なめにして毎日3〜4km散歩しています。体重67kg。

 地域の役員も減らしていただいたので、その余暇を有効に使うようにと思うのですがまだ何もできていません。気持ちの上では決して無理をしないことにして、努力とか頑張りは不要な人生にしたい。長い人生ではそういう時があってもいいのではないかと・・・。健康管理はしっかりとし、その上でやってみたいと思っていることを一つ一つ実行できれば嬉しい。

 さあ、何ができるか、楽しみです。いつの日か、途中経過を当欄で報告して感想やアドヴァイスを頂ければ幸甚です。

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               拙宅小庭の植木たちで〜す

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     ベゴニア  開花期 4月〜10月 フランスの植物学者ベゴンにちなんで命名