父の日に想うこと

 関東地方はすっかり梅雨空の日が続いています。きょうも曇りで、時折薄日が漏れています。子ども夫婦たちから美味しい菓子とたくさんのつぼみをつけた「クチナシ」を父の日プレゼントとしてもらいました。

  

 一昨日は「父の日」でした。我が国では父の存在感が希薄になって久しい。中にはそれで丁度「夫婦同格」ではないかと見る向きもあります。欧米ではもう何十年と女性優先時代が続いていますから、我が国にもその影響が現れ始めたのかもしれません。でも、欧米と我が国の夫婦観は質、内容ともに違いを感じています。

 我が国では、「母の日」や「父の日」はそれぞれに感謝の意を表す日として国民的に定着しつつあります。とはいえ、まだ真の主旨が国民に精通していないことも確かです。あとは、母のあり方、父のあり方を質的に向上させていく中で、真にその存在を認め合い、尊重し合えるようになれば「母の日」「父の日」を特定しなくともよい時代が来るかもしれませんね。

 

 世の親たちは我が身のことはもとより、子や孫たちの幸せを願っています。それは、我が家、我が子に限らず、また、国内外を問わず人類の幸せと繁栄につなげていかねばならないと思います。〇〇の日はそうした思想を広めるシンボルとして捉え直したいものです。「父の日」に想うことを連ねました。  

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      玄関で我が世の春を謳うマリーゴールド  アフリカンオレンジ