花に癒されて

 関東地方はあと1週間もすると「梅雨明け」になりそうです。このところ日照時間が極端に短く草花の成長にも影響を与えています。それでもたくましく花を付けて、私たちの目と心を癒してくれる草花があります。

 ポーチュラカスベリヒユ科)〜自然開花期は5〜11月で今を盛りに咲き競っています。花は朝咲いて、夕暮れには閉じます。きょうはつかの間の日照時間を惜しむかのようにきれいに咲いています。曇りや雨の日は咲きません。間延びした茎は半分くらいに刈り込むと脇から芽が出て再び花を咲かせます。別名、ハナスベリヒユ

 ペチュニア(ナス科)〜自然開花期は3〜10月で、アサガオのようなラッパ形の花がこんもりと咲きます。我が家の花は直径5〜6cmの小輪ですが、10cmの大輪もあります。花が少なくなる7月下旬ごろに切り戻して追肥すると、秋にまた花をつけます。原産地はブラジルで、タバコを意味するペチュンに因みます。別名、ツクバネアサガオ

 その他に、八重咲きのカリブラコア(3〜11月)、大きな白い花のスカビオサフラッター(4〜9月)、ピンクの花が咲くヒポエステスローズ(通年)、ペチュニアの進化版ビスタミニ、中心部の赤い目がチャームポイントのラズベリーナデシコ科、4月〜10月)など、おなじみの草花ばかりです。

 欧米の家庭には塀がありませんので庭の草花は通学の子ども達や通勤者の心を潤してくれます。各家庭では競うかのようにたくさんの花を飾り、みんなで楽しみます。最近我が国でも塀で家を囲うのをやめて欧米風に全て可視化して開放的になっていますので、将来は欧米風になると思います。

 我が家は三叉路の角にあり、朝夕たくさんの通学、通勤者が通ります。背丈ほどのブロック塀があり外からは庭は見えませんが出来る限り外からも草花が見えるように工夫したいと思います。

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            ポーチュラカ(左)とペチュニア