キンギョソウの季節
薫風香る5月を迎えましたが、ここ首都圏では時折夏日になったり、朝夕は冷え込んだりして体調管理、着衣に困惑しています。草木は温暖化の影響で開花が例年より少しずつ早くなっているように感じます。
それでも花々はつぼみをつけて、やがて開花し人間の目を楽しませてくれます。自然の営みに感謝あるのみですね。拙宅の小さな花壇では友人から頂戴したキンギョソウが今を盛りに咲き誇っています。
その紹介のついでに他の草花の近況も報告しますのでよろしく。
キンギョソウ ゴマノハグサ科キンギョソウ属 半耐寒性で秋まき1年草 出回り期11〜5月 原産地 地中海沿岸 名前の由来は花の形が金魚の口や尾びれに似ているところから。赤、紅、橙、黄、白の5色 背丈は高いのが80cmくらい(1鉢の株数が多すぎて小ぶりに)
アジサイ(紫陽花) 開花期6〜7月 原産地 日本 別名 ハイドランシア ガクアジサイ セイヨウアジサイ シチヘンゲ(咲き進むにつれ花色が変わっていく)
ノースポール
回想〜元気の素(もと)に
きのう(4月28日)NHKラジオの「Nラジ」という番組で、「人生を回想することによってストレス解消効果がある」という学説を瀧靖之東北大学教授(医師)が発表しました。
3人のNHKアナウンサーの体験談:「小学校2年生の頃、新しい学習机を買ってもらい嬉しかった」「子どもの頃、曾祖父母、祖父母、両親と一緒だったので家族のふれあいがあった」「今コロナ渦中なので、電話で子どもの頃遊んだ友人と話をした。電話ですっかり昔に還ることができた」
瀧教授:3人の体験から(1)心地よさ (2)孤独感の軽減 (3)脳の活性化などにより、ストレス解消と同時に未来志向になります。回想は、物や心に残っていることの中から、人間との関わりやつながりを通して、温かい思い出となります。
私は正直のところ「回想」は未来志向に反して「後ろ向き」と未だに信じていますが、瀧教授の学説によりその考えを撤回し、正面から「回想」を大切にしていきたいと思います。
私は十数年来ブログ(「消光の日々、されど」)を週1ペースで書いています。日常の茶飯事を500〜700字にまとめています。たまたま昨年から「回想」と題して2、3ヶ月ごとに思い出を連ねていますので覗いていただければ幸いに存じます。
因みに、第1回は2020年7月14日号、第2回7月17日号、第3回9月15日号、第4回12月4日号、第5回2021年2月6日号で、イタリア、ドイツ、オーストリアでのスキー、利根川サイクリングなどの回想を連ねました。
人生を未来志向で前向きに捉え、回想も加えて元気の素にしていきたい!
回想 第1回 2020年7月14日号より
1956年1月31日、猪谷千春はこのコースで回転銀メダルに輝いた。スタート地点横に記念碑が建っている。その日優勝したのはトニーザイラー。<2016年2月15日コルチナダンペッツオ(イタリア)記念碑前にて>
右上スタート地点から400m付近。ここで右折して一気にゴールへ。このコースは今でも使用しながら大切に保存されている。日本では未だにこの種目での入賞者は猪谷さんだけ。なお、今は他の斜面に距離、斜度、幅などを拡幅したコースがある。
長期化する感染症
政府は22日に、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて東京都、大阪府、京都府、兵庫県に対し、特別措置法に基づく緊急事態宣言を出すことを決めました。21日に確認された新規感染者数は大阪府1242人、東京都843人で、3月以降最多を更新。宣言期間はこれから煮つめるとのことです。再三にわたる宣言、ぜひ効果を期待したいところ。
東京オリンピック、パラリンピックも未だに開会に賛否両輪ある中、予定通り実施の方向で進められています。種目によっては無観客など観客数を制限して行われるようで、これまでの五輪精神は生かされるのか心配です。ちなみに開会式は7月23日です。
ここで、地域の生活はどうなっているかについて記しておきます。この地域では自治会や老人会等の総会は文書回覧で済ましています。1年余、市民が集まっての会議や飲食会は全くありません。地域や近所の人との交流を大切にしてきた日本人のよさが絶たれているようで残念です。こうした状況はまだまだ続きそうですが、せめて「近所付き合い」は大事にしたいと思います。
個人的には環境の変容に戸惑いながらも、心身の健康を第一に掲げて気ままな生活をしています。平日はプールで水泳やwalkingを無理なく続けています。そのついでに食料品等の買い物をし、世間から置いて行かれないように心しているつもり?です。高齢につき定期的に内科や歯科等へ通院して服薬を続けています。ブログは週1ペースで書いていますが、たくさんの人に覗いてもらい感謝しています。それを励みにもうしばらく続けようと思います。
きょうは全国的に快晴で首都圏は25度以上の暖かさです。これからプールへ!
塀の下のノースポール 3月から5月初旬まで楽しめます
松山英樹 マスターズ初制覇!
松山、マスターズ制覇 ゴルフ・メジャー大会 日本男子初
これは昨日の夕刊1面のトップ見出しです。日本時間、昨日早朝のこと、視聴率は5%でさほど高くはなかったものの、ゴルフファンには最高の優勝プゼントとなりました。8時3分、松山選手はパーパットは外したもののその返しを入れて、−10(2位と1打差)で初制覇!本当に、”おめでとう”!
優勝賞金207万ドル(約2億2700万円)と終身の大会出場権を獲得、19歳だった2011年から33度目のメジャー挑戦で悲願の初優勝を成し遂げました。男子アジア勢でマスターズ優勝は初の快挙です。
日本勢のマスターズ挑戦は1936年以来、73年尾崎将司8位、86年中嶋常幸8位、2001年伊沢利光4位、09年片山晋吾4位がトップ10という戦績です。
「日本ゴルフ界にとって、この勝利の意味は」と問われて、松山選手は「今までは日本人にはメジャー制覇はできないんじゃないかというのがあったかもしれないが、覆すことができたと思う」と話しました。
最終パットを入れてボールを取ろうとする松山選手
優勝を決めてすぐに帽子を取り聴衆に一礼する
表彰式 大会会長挨拶
前回優勝者からチャンピオンブレザーを着せてもらう松山選手
優勝スピーチ 言葉は少なかったが長年の夢を叶えて喜び満ち溢れていました
表彰式を終えて聴衆に喜びを伝える
最終ホール、松山選手のショット
米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC(パー72)の最終ホール
満開のハナミズキ
千葉県野田市郊外の新興住宅地は都市計画により開発されました。街路樹も成長して住民の憩いの場所になっています。街路樹は左右ハナミズキに統一されています。今が満開で一番の見どころ。約1、3キロに300本ほど植えられています。
ハナミズキはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木です。原産は北アメリカで、主にアメリカ合衆国東海岸からミシシッピ川辺りまで自生。別名、アメリカヤマボウシ、北半球の温帯地帯に生息しています。 庭木のほか、街路樹として利用されています。
日本では1912年、当時東京市長の尾崎行雄がアメリカ合衆国ワシントンD.Cへサクラを贈った際、1915年その返礼としてハナミズキ60本が贈られてきました。日比谷公園や小石川植物園などに植えられました。ハナミズキは今では日本中の公園や街路樹、庭先などで赤や白、ピンク色の愛らしい花をつけているのが見られます。
では、今満開の千葉県内のハナミズキをゆっくりとご覧ください。
菜の花も満開
月日の経つのが速いきょう此の頃
月日の経つのは早いもので、今年も1/3が過ぎてもう4月・・・。首都圏でサクラがほとんど散り始め、代わって新緑が芽吹いています。サクラの開花は先月20日ごろで例年より1週間は早かったようです。植物の成長を見る限り年々早期化しているように感じます。つまり、温暖化が間違いなく進んでいることを物語っているのかな。
今は地球上はコロナ禍に覆われていて、1年経っても抜け出せません。コロナのワクチンも我が国には予定通り入荷せず、注射は1%にも達しない状況です。感染したらたいへんなのでヒヤヒヤしています。カラオケもゴルフも中止して家にとじ閉じこもっています。
老人会も年度が変わるので総会の準備をしていますが、総会そのものが開けそうにありません。会計報告等の書類を作成して配り、承認してもらうことになりそうです。そこで集会は開けませんが、会員の結束を図るためにと毎月、手書きの会報を作成して配布しています。年度が変わっても会員の退会者はいませんし、嬉しいことに今月、2名入会しました。
月日はきちんと時を刻んで過ぎていきます。それが例年より早いように感じるのは気のせいでしょうか?1年経ったコロナ禍がさらに長期化しそうです。それでもワクチンに期待しつつ、コロナ禍解消の暁には心身ともにリフレッシュできるように備えたい。
拙宅のツツジです。今年は開花が例年より1週間位早いようです。
利根運河に憩う
きょうの首都圏近郊は気温20度と温暖な1日となりました。郊外ではたくさんの市民が軽装で散歩を楽しでいました。私も陽気に誘われて利根運河界隈の桜を見物してきました。
早速、その一部を見ていただこうと思います。
千葉県野田市郊外の桜並木
桜並木の遊歩道
住宅街の散歩道として市民が憩う 前方へ進むと利根運河に出る
野田市と江戸川を結ぶ利根運河。江戸時代、野田から出荷された醤油を船で江戸川経由で江戸まで運びました。昭和16年(1941年)の大洪水により運河としての機能を終えています。 右側 流山市 左側 野田市 奥に見えるのは私鉄アーバンパークライン(旧東武野田線)
運河 千葉県流山市側
運河 千葉県野田市側
運河 遊歩道として市民が愛用している どこからも桜が視野に
しだれ桜(枝垂れ桜)と菜の花