蔵王スキーの悦び

 2年ぶりに、蔵王でスキーを楽しんできました。4日間滞在して前半2日間は快晴、残り2日間は小雪が舞う寒い天候でした。地元の人は雪は例年に比べますと「少なめ」と話していましたが、確かに少ない感じはするものの3月一杯は充分滑れそうです。

 宿泊は標高1350m付近の中央ゲレンデにある森の山荘「三五郎」小屋。小屋とはいえ、外観は黒のログハウス風で、ヨーロッパの山岳リゾートの雰囲気が漂う山荘。なお、参加者は17人(男8、女9)。

 正午過ぎに宿で昼食をとり、2時から滑り始めました。雪は軟弱で板にしっかりと乗っていないと上手に回転してくれませんでした。早速、ロープウエイに乗り山頂へ。お地蔵さまが首を出して私たちを出迎えてくれました。

 30分ほど頂上に滞在して、すぐに下山。一昔前、頂上付近からのコースは「懺悔(ざんげ)坂」と言われ、上級者にとっても最大難所の急斜面でしたが、工事して中斜面に改良しています。コースもよく整備されて初級者でも楽しめるようになっています。今では「懺悔」は死語に。

 この会は、「熟年スキーヤーの集い」と称して1〜3月、毎月一回スキーを楽しんでいます。私は初参加ですが、皆さんが年齢を超越してスキーに取り組んでいるように思います。技術的には一様ではありませんので、自分たちでグループを作り滑っています。S会長さんの指導力、統率力、それを裏付ける人間性が本会を力強く支えています。

 一昨日、蔵王スキーを終えて帰宅しましたが、きょうになって体の節々が痛みます。まさに高齢化の何物でもありません。久しぶりにスキーを楽しめたことを悦ぶとともにスキーを共にしてくれた仲間たちに心より感謝します。 

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               蔵王 三五郎小屋    3月8日午前10時過ぎ撮影