猪谷さんの偉業に感服!

 <回想1> 2016年2月、スキー仲間と2人でイタリアのコルチナ・ダンペッツオへ

 1956年1月、ここで開催された第7回冬季オリンピック回転競技で、猪谷千春選手が銀メダルを獲得しました。金メダルはトニー・ザイラーが2種目獲得しています。

 それ以来、我が国では冬季オリンピックでこの種目のメダルを獲得した選手はいませんから、猪谷さんの記録がいかに価値ある偉業であるかを物語っています。猪谷さんは80歳までIOC副会長を務められ定年退職されています。                 

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 これは当時の競技会場のスタート近くの記念館に掲示されているものです。この記念館右後方がスタート地点。  

 

f:id:gornergrat:20160215132106j:plain これはスタートして500m付近で、この後はほぼ直線的に滑降していきます。当時としては斜度、拡幅など難コースだったように感じました。私も実際に滑りましたが猪谷さんの偉業に圧倒されて脚がすくむ思いでした。

 このコースは今でも自由に滑降できるようになっており、別の場所に新しい滑降コースが設けられています。そちらの方は斜度もきつくさらに難しく感じました。

 

 国内外で何回かスキーを楽しむ機会に恵まれ、いい思い出になっています。真夏にスキーの話題で恐縮ですが、これからも時々、続編を発表させていたきますのでご笑覧のほどを!