菅さん、しっかりして

  きょう、菅政権が発足から半年経ちました。昨年9月16日発足した当初の支持率は65%で、国民の期待が高かったのですが、新型コロナ対応が批判を浴び、「政治とカネの問題」も相次いで発覚。昨年12月の支持率は一気に39%まで下落しました。

 時折、国会の中継を見ることがありますが、いつも気になるのは菅さんの「答弁の仕方」です。一問一答の際、菅さんはほとんど用意しいる答弁書を読み上げています。予め予測して作成された答弁書ですが、ほとんど「当たらずとも遠からず」の答弁に聞こえます。自らの言葉で、首相としての思いを語るべきなのに・・・。

 したがって答弁にはアピール力も、説得力も乏しく政策にも悪影響が及ばないかと危惧しています。国政全般に係る官房長官を8年近くやっていたのにその経験が生かされていません。今からでもいいので、できる限り答弁の趣旨を頭に入れておき、質問者の顔を見ながら答弁に努めてほしい。

 その菅さんの任期は10月までです。果たして菅さんは再選されるのか、新任が出現するのか。菅政権は自民党のお家事情で誕生した経緯があり、その影は消えていません。政権を私物化していないだろうか。どうするのか。国として恥ずべきことに思えてなりません。

f:id:gornergrat:20201119015043j:plain            ミニトマト    埼玉県内の農場にて