政府は卓越した指導力を!

 新型コロナウイルスの感染状況の悪化を受け、政府は新たに北海道、岡山、広島3道県を緊急事態宣言の対象とする方針を決定。これまでの東京都、大阪府京都府兵庫県、愛知県、福岡県に加わり9都道府県になります。期間は16日から今月末まで。

 また、まん延防止等対象地域は千葉、埼玉、神奈川、三重、岐阜、愛知、沖縄各県に、群馬、石川、熊本各県が加わり10県になります。期間は16日から6月13日まで。この措置は緊急事態宣言に準じ、感染状況や病床逼迫の指標が最も深刻で宣言発出が必要とされる「ステージ4」に至るのを避ける狙いがあります。

 緊急事態宣言の対象地域では酒類やカラオケを提供する飲食店のほか、酒類の持ち込みを認めている店に休業を要請することになっています。

 菅首相は7月末までの高齢者の接種完了を掲げていますが、全国の地方議員たちの情報として「9月、10月までかかる自治体がある」ことを知り、「え、そんなに遅れるところがあるの!」と驚いたとのこと。もともと、7月末までの接種完了について、251自治体(14、4%)が政府に「9月以降」と返答しているとのことです。

 政府内の指示系列や情報の一本化などをもっとしっかりしてほしい。路頭に迷うのはいつも国民です。政府は指導者のあり方を再考し、卓越した指導力を発揮しほしい。

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