「ボケる」、その後

 当ブログの前号(7月8日付)、「ボケる」のも自然現象だ!をたくさんの方々に覗いていただき、本当にありがとうございます。改めて高齢者の実情を垣間見ますと、全く「ボケていない」人と程度こそ異なるものの「ボケている」人がいらっしゃることは否めません。

 私は前号で、「ボケる」のも自然現象だ! と宣言しました。今更、強がっても何にもなりませんし、認めた方が気楽で、かえって落ち着けるような気がします。とはいえ、無理なく少しでも「ボケ予防」はした方が良さそうなので、その取り組みを記します。

 私は地域の老人会の会長を仰せつかっていますが、毎月、手書きの会報(A4版)を出しています。内容の巧拙はともかく続けることに使命感を抱いています。実は、この会報を作成することは私にとっては恰好の「脳トレ」、つまり「ボケ防止」になっていることに気づき、そのことに感謝しつついよいよ内容の充実に努めようと思うようになりました。

 ブログ「消光の日々、されど」は11年目になります。数年前までは短くとも1000字を割ることはありませんでしたが、近年は600字程度になっています。ここでも、「無理をしない」ことが影響しているようです。それでも視野を広げるために情報収集に努めています。これも老化防止になれば一石二鳥の効果が期待できそうなので、もう暫く当ブログは継続したいと思います。

 一昨日、関東甲信地方は梅雨が明け、一気に真夏の陽気になりました。この暑さは9月の彼岸頃まで続くので高齢者は暑さ対策に追われそうです。外出はプールに通うことくらいなので、なんとかなりそうです。むしろ、家に閉じこもらないようにバランスを考えなければならないでしょう。体力の消耗を最小限に抑えてこの夏を乗り切りたいと思います。

 人間はいつかは「ボケる」ことを自認して、老化が急に進行しないように無理なくトレーニングしていきたいと思います。

f:id:gornergrat:20210623055739j:plain           ハイビスカス アオイ科フヨウ属  原産地 熱帯アジア