きょうの出来ごと

 きょう1日だけでいろんなニュースが報道されました。

 甲子園で開催されている高校野球は、千葉県代表の専大松戸が長崎商と対戦、6対2で敗退。専大松戸は県予選では170校余を勝ち抜いて出場しており、60数校代表の長崎商より優勢かと思っていたのですが、事前のデータはあてにならないことを証明するような結果になりました。だから高校野球は人気があることを物語っています。専大松戸は地元高校なので応援していました。長崎商にはこの先も勝ち抜いてほしい。

 女子ゴルフ(神奈川・大箱根CC)は最終日を迎え、トップを維持してきた東京オリンピック銀メダルの稲見が、17、18ホールで崩れ2位につけていた小祝に逆転され優勝を逃しました。稲見は17、18ホールで何があったのか、よもやオリンピック銀メダルがプレッシャーになりはしなかったか。

 東京パラリンピックは24日、開幕します。連日世界各国から選手たちが来日しており、さらなる健闘をお祈りします。我が国はコロナ禍が日に日に増大しており、ほとんど無観客で行われます。オリンピックもそうでしたが無観客では選手の戦意を削ぎかねないので気の毒でなりません。スポーツは選手と観客が一緒に楽しむのが本来の姿であることを再確認したい。。

 きょう、横浜市長選挙があり立憲民主党候補の山中氏が当選確実となり、自民党候補が敗退することになりました。菅首相地元の選挙であり国政に大きな影響を与えることになりそうです。菅さんは支持率が30%前後と低迷しており、この選挙で勝利し挽回を図ろうとしたのですがますます窮地に追い込まれることになりました。菅さんは大きな政局として受け止め、どう対処するか注目されます。

 国政がチグハグで国民は路頭に迷う日々を送っているよに思います。国政を担う人は真剣に任務を果たしてほしい!

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                   ポーチュラカ

 

 

 

 

 

盆に思うこと

 きょうの首都圏は雨模様で、気温も28度 とこの時期としては低温。この地域では旧盆初日で傘をさしての墓参となっています。

 私の実家は東北にあります。このところコロナ禍の関係で帰省もままならず実家の墓参は3年も遠のいています。よく盆には各地に住んでいる兄弟たちが実家の墓参りに集まり、そのついでに親戚や同級生を尋ねて旧交を温めるという絶好の機会になっています。

 中でも、中学時代の同級生とは格別で、会った瞬間に何十年も前に遡り、話題に事欠きません。ちなみに、卒業時の同級生は、男子27人、女子50人、計77人で、残念ながら早逝した同級生は男子10人、女子9人、計19人になります。中学時代は1、2年は男女別のクラスで、同級生とはいえ男女の交流がなく、不自然な感じでした。

 ところが、3年になると女子10人が男子に加わりやっと1クラスが共学になりました。女子は勉強も運動も優秀な人ばかりで、男子は必死でした。こうして中学を終えてもう66年になります。同級生に会うとすぐ盛り上がる所以は察していただけるかと思います。

 コロナ禍で同級会の在り方も変容せざるをえないでしょう。それには逆らわず、とにかく「会う」ことを優先した考えでいきたいと思います。

 例年、我が家でも盆には子どもや孫が墓参りに来ていますが、今年はコロナ禍故に誰も来ないことになり老夫婦だけの盆になりました。親としては子どもたちが幸せであることを願いつつ、自分たちも少しでも長生きして子等との人生を享受していきたいと念じています。

f:id:gornergrat:20210725020109j:plain              ハイビスカス  4回目の開花           
  

 

 

健康第一の人生

  先般、市内の医院で後期高齢者健康診査を受診しました。今回は「大腸がん検診」で脂質、肝機能、血糖、腎機能の検診を受け、幸い「異常なし」の通知がありました。

 資料によりますと、我が国の部位別がん死亡数は男性(1)肺がん(2)胃がん(3)大腸がん、女性(1)大腸がん(2)肺がん(3)胃がん<2019年>となっていて、男女ともに「大腸がん」が要注意となっています。

 大腸がんのリスク要因は、飲酒、家族歴、肥満、植物繊維不足、肉類の取りすぎ、などが指摘されています。自分自身についてチェックしましたら、植物繊維不足以外は辛うじてセーフ。今後は飲食について気をつけることと生来の高血圧対策が課題ですが、肺がんや胃がんについても配意していくべきでしょう。

 大腸がん予防として、(1)植物繊維をとる(野菜、海藻、いも、きのこ、豆、穀類)(2)お酒を飲みすぎない(3)ウオーキング等適度な運動をする、とありますが、いずれもやればできることばかりなので実行したいと思います。

 以上、市による健康検診についてですが、来月は結核・肺がん検診がありますので受診する予定です。これにより異状があればすぐに精密検査を受けるつもりです。また、私は長年高血圧症の服薬を続けています。これらの診療や服薬は今後も続けていくこととし、水泳や散歩なども続けていきたい。

 こうして消光の日々を過ごす昨今ですが、当分コロナ禍が居座りそうで不気味です。よもやコロナ禍が結核のように地球上に永遠に居残ることになりはしないか、と危惧しています。人類の課題として位置づけて対策を講じなければならないと思います。誰にとっても健康第一の人生なのですから。

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                  日日草
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優れた国民性を讃えたい

 きのう(23日)午後8時から、第32回オリンピック競技大会東京大会(東京五輪)が国立競技場(東京都新宿区)で無観客の開会式が行われました。開会式には関係者、選手11、000人が出場。いよいよきょうから参加アスリートに希望を託し競技が展開されます。

 57年前の1964年東京五輪で、NHKの故・土門正夫アナウンサーは開会式の模様を次のように報じています。「国境を超え、宗教を超えました。このような美しい姿を見たことがありません。誠に和気あいあい、呉越同舟。なごやかな風景であります」。

 私はこの放送を教室で生徒たちとテレビで見ていました。ただただ感動していたことを今も鮮明に覚えています。当時、私は下宿をしていて、夜は家族の皆さんとテレビ観戦を楽しんでいました。生涯、2回も自国でのオリンピックを観戦することになります。

 残念なことに今回はコロナ禍真っ最中で、前回のような国を挙げての躍動感に乏しく、オリンピック本来の楽しみ方ができないことです。昨日、国立競技場周辺には朝から会場だけでも見ておこうとたくさんの市民が集まりましたが、夜無事に開会式は終了しています。

 「開催に反対」は約60%もある中でのオリンピック・パラリンピックですが、開会式が大きな混乱もなく整然と開催されているのは、理を弁えた優れた国民性にあることを讃えたいと思います。そして、世界各国から集まって五輪を盛り上げてくれたアスリートたちにも感謝したいと思います。大会が事故なく終えることを祈るのみです。 

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                   マリーゴールド

「ボケる」、その後

 当ブログの前号(7月8日付)、「ボケる」のも自然現象だ!をたくさんの方々に覗いていただき、本当にありがとうございます。改めて高齢者の実情を垣間見ますと、全く「ボケていない」人と程度こそ異なるものの「ボケている」人がいらっしゃることは否めません。

 私は前号で、「ボケる」のも自然現象だ! と宣言しました。今更、強がっても何にもなりませんし、認めた方が気楽で、かえって落ち着けるような気がします。とはいえ、無理なく少しでも「ボケ予防」はした方が良さそうなので、その取り組みを記します。

 私は地域の老人会の会長を仰せつかっていますが、毎月、手書きの会報(A4版)を出しています。内容の巧拙はともかく続けることに使命感を抱いています。実は、この会報を作成することは私にとっては恰好の「脳トレ」、つまり「ボケ防止」になっていることに気づき、そのことに感謝しつついよいよ内容の充実に努めようと思うようになりました。

 ブログ「消光の日々、されど」は11年目になります。数年前までは短くとも1000字を割ることはありませんでしたが、近年は600字程度になっています。ここでも、「無理をしない」ことが影響しているようです。それでも視野を広げるために情報収集に努めています。これも老化防止になれば一石二鳥の効果が期待できそうなので、もう暫く当ブログは継続したいと思います。

 一昨日、関東甲信地方は梅雨が明け、一気に真夏の陽気になりました。この暑さは9月の彼岸頃まで続くので高齢者は暑さ対策に追われそうです。外出はプールに通うことくらいなので、なんとかなりそうです。むしろ、家に閉じこもらないようにバランスを考えなければならないでしょう。体力の消耗を最小限に抑えてこの夏を乗り切りたいと思います。

 人間はいつかは「ボケる」ことを自認して、老化が急に進行しないように無理なくトレーニングしていきたいと思います。

f:id:gornergrat:20210623055739j:plain           ハイビスカス アオイ科フヨウ属  原産地 熱帯アジア   

 

 

 

 

 

 

 

  

「ボケる」のも自然現象だ!

「惚ける」(ボケる)とは・・・

*頭の働きや感覚などがにぶくなる。ぼんやりする。もうろくする。例「年のせいで惚ける」 <広辞苑岩波書店)1993年9月 第4版>

*(年をとったりして)記憶力、弁別力、集中力が弱くなる  <新明解国語辞典三省堂) 1992年3月 第4版>

 

 同年代が集まると「ボケる」ことが話題になり、互いに現状を語り合うことがあります。そして、「みんな同じだ!」と判ってホッとするけど、内心はそれぞれだろうと思います。

 私は4、5年前からその兆候を感じています。得意だったはずの「人名を覚える(思い出す)」ことで四苦八苦するようになったのです。人名だけでなく、地名や駅名、川、山、町などの名称や漢字の「読み」などはすぐ出てきません。

 なぜか覚えにくい、あるいは思い出せない名称が固定化しています。最近はそれらを手帳に記しておいて時々覗いて「声を出して言う」ようにしていますが、何回訓練してもすぐ出てこない名称があります。ついには開き直って「覚えよう」としなくなりました。それでいいのでしょうか、ねえ?

 私は地域の老人会の会長を仰せつかって以来、毎月、手書きの「会報」(A4版)を発行しています。会報を手書きにして3年目になりますが、文字を自筆で書くこと、言葉や漢字を正確に書くこと、会報のレイアウトを工夫することなどの課題に突き当たり、そのおかげで恰好の「脳トレ」になっていることに気づきました。

 ボケ防止の参考にと思い私の近況を記しましたが、ボケにも個人差があり、そのメカニズムもそれぞれなので即効薬はなさそうです。高齢化とともに「ボケる」のは自然現象と捉えて、悩まないことにするとともに多くの人々や自然との交流を怠らないよう心したい。

f:id:gornergrat:20210708082350j:plain              ギャラリーダリア  オランダで開発される(2回目の開花)


 

 

 

 

  

 

建国245年のアメリカ

明日、アメリカ合衆国は建国245周年を迎えます。

 1776年6月、トーマス・ジエファーソンは独立宣言の原草稿を起案していました。13州から成り、国名はすべて大文字で、UNITED  STATES   OF   AMERICA  となっています。

 1776年7月4日、国名が、United  States  of  America と小文字になったほかは原草稿通り承認され、アメリカ合衆国が誕生しました。

 合衆国憲法において明示的に州から連邦政府に移譲された権限(通貨、外交など)以外は州及び人民に移譲。州は連邦と主権を共有しながら独立した立体とし、自立性の高い連邦共和制国家としてスタートしました。

 18世紀から19世紀にかけて13州から独立して新しい州が次々に誕生し、1959年1月3日アラスカ州が49番目、同8月21日ハワイ州が50番目の州として誕生、現在に至っています。

 人口は、1位 中国14億3千万人、2位 インド13億6戦万人に次いで 3位 米国3億2千万人となっています。(2019年現在)

 あまりにも大国であり、世界中に影響力のある国ゆえに独立記念日を迎え、どんな動向を発するか注目したい。

 

 <追記>*米国は1976年7月4日、建国200周年を迎えました。私はその年、7月23日から2ヶ月間、英語研修のためカナダ・米国へ派遣されました。米国では各地で建国200周年を祝うイべントが展開され賑わっていました。そんな時、長期間滞在できいい思い出になっています。

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             サンパラソル(再)   キョウチクトウ科マンデビラ属