世界の名曲に感激新た!

 「NHK名曲アルバム100選」という10巻からなるCDをお持ちの方がたくさんおられると思いますが、私も長く愛聴している一人です。クラシックから映画音楽、ポピュラーに至るまで幅広いジャンルをカバーしています。

 先般、その中からたまたま手にして聴いたのは③(第3巻)で、バッヘルベルのカノンはじめ10曲が収録されています。ほとんどの方がご存知の名曲ばかりです。その中から何曲かについて感想を連ねることにします。曲は各々鑑賞されますように!

 「カノン」 作曲ヨハン バッヘルベル(1653〜1706 ドイツ) 全体的に静かな展開で、内に秘めた強さ、粘りがあり、長編ながら魅了し続ける逞しさを感じます。「大好きなカノンを1時間まったり聴けるなんてこれ以上のぜいたくある?」「この曲が大好きで携帯の着音にした」「不朽の名作ですね。心が洗われるような名曲」 1千万人を超える人が聴取しています。

 歌曲集「冬の旅」からぼだい樹 作曲フランツ シューベルト(1797〜1828 オーストリア) 失恋した若者が街を捨てて放浪の旅を続けていく姿が描かれており、全体を通して疎外感や絶望と悲しみが強く表現されています。日本語訳「泉に添いて茂る菩寺…」と、わが国でも子どもの頃から口ずさむほど愛唱されています。その他に、「魔王」アヴェマリア」「野ばら」などの名作を遺して31歳の若さで早逝しました。無念さが伝わってきます。

 美しく青きドナウ ヨハン シュトラウス2世 1867年作曲、合唱用ウインナワルツ。「ウイーノの森の物語」「皇帝円舞曲」とともにシュトラウス2世の3大ワルツに数えられ、その中でも最も人気が高い曲です。1867年2月17日付のあるドイツ紙は「覚えやすいリズムを持ったかわいいワルツは、名作作品の中でも一番人気の高いものにじきになるに違いない」と評しており、まさにその通りの名作として今や世界の音楽フアンに愛されています。

 その他に収録されている曲は……「ペール ギュント」(グリーク)「トロイメライ」(シューマン)歌劇「リゴレット」(ヴェルデイ)「メサイヤ」からハレルヤ コーラス等々。演奏は、東京フイルハーモニー交響楽団

 関東地方は間もなく「梅雨明け」になりそうですが、蒸し暑い日が続いています。拙いレポートですが少しでも「暑気払い」になれば幸いです。

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           七色の ポーチュラカ  スベリフユ科

夏の暑さが大好きなので、元気に花を咲かせます。花どきは充分日光に当て水やりは控えめに。1ポットで7色の花が楽しめます。まさに虹色のポーチュラカ! 一昨日撮影。