スキーに魅せられて

 首都圏昨日の気温(最高ー最低)は、東京18.9ー7.8、熊谷19.0ー4.5、横浜19.1ー9.5でした。朝夕の寒暖差が大きいことからも、晩秋を迎えていることを物語っています。北海道はつい先日、大雪に見舞われ紛れなく冬季を迎えています。

 昨日は県スキー指導員会の総会・懇親会があり仲間との旧交を温めてきました。指導員の資格を有し登録している人は当県では800人近くいるのですが、当会に加入している人は約半数で、年々減少しています。

 スキー指導員はスキー指導を通して、その普及に貢献する使命を負っていますが、実際には資格があっても指導する機会が少ないことから、自ら資格を返納する会員が増えています。また、高齢によりスキー機会が皆無となり、やむなく資格を返納する会員もいます。

 雪上での指導機会がなくとも、自らのスキー技術や指導力の向上を図り、資質を高める研鑽も指導員の資質の一つであろうかと思います。また、スキー情報を発信することで新たなスキー仲間を発掘していくことも指導員には求められます。

 かく言う私もスキー指導員の一人です。近年はスキー教室等で指導する機会は皆無で、仲間と自由に滑降を楽しんでいます。スイス、オーストリア、イタリー等でも滑る機会に恵まれ幸せなスキー人生と言えるかと思います。すっかりスキーに魅せられており、もうしばらく無理なく、気ままなスキーを続けたいと思います。

 スキーには「雪」が不可欠ですが、その雪は時と場合によっては生活の妨げになることも多々あり、表裏一体の存在となっています。そのことを弁えながらウィンタースポーツの一つとしてエンジョイさせてもらえれば幸いです。