新年所感2

 新年を迎えて早3週間になろうとしています。首都圏は気温が高めで未に本格的な降雪も寒さもありません。スキー場を抱えている東北、北陸、北海道は雪不足で悲鳴を上げている有様です。まさに温暖化をなぞらえているように思えてなりません。

 元旦の朝、神社では神主を招いて元旦祭が執り行われました。この神社は、300年有余の歴史があり、地域の住民を災害から守る鎮守の神として崇められています。毎年、節分祭(2月)、夏祭り(7月)、お焚き上げ(11月)などの祭礼が執り行われています。地域の協力も手厚くしっかりと定着しています。

 しかし、役員は年々高齢化し、事業を展開する上で支障を来たしています。大部分の企業や役所等は定年60歳ですが、さらにほとんどの人は再就職するため地域の役員のなり手がいません。確かに、役員になればかなりの時間をそのために費やさねばなりませんから、なり手はいないのかもしれません。

 私は高齢ながらもうしばらく地域のために協力させてもらいますが、どこの地域でも後継者のことで悩むことになりそうです。

 その上で、今思うことは人生の終末に向けて「何をすべきか、何をしておくべきか」を自問自答するもののなかなかその答えが見つかりません。と言いましても、大仰(おおぎょう)なことは考えていません。今までやれなかったことをしてみたいだけのことです。その答えを見出すためにこの3月退任してできる時間を充てたいと思います。

 きょうは、前回に引き続き、新年を迎えて今の心境の一端を記しました。

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          ジュリアンポニー  花期11〜5月 原産地 欧州 中国